2008年07月12日更新           

The Japan Society for the Studies of Chinese Overseas

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新 着 情 報 

2008/07/12 2008年度大会の開催案内を掲載しました。NEW
2008/07/09 
2008年度第1回特別研究会(函館)の案内を掲載しました。NEW
2008/07/09 
2008年度第1回講演会の報告を掲載しました。NEW
2008/07/02 
2008年度第2回研究会の案内を掲載しました。NEW
2008/07/02 
2008年度第1回研究会の案内を掲載しました。NEW
2008/03/28
 2008年度日本華僑華人学会研究奨励賞候補者推薦のお願いを掲載しました。
2008/03/01 2007年度第4回研究会の報告を掲載しました。
2008/02/07 
2007年度第3回研究会の報告を掲載しました。
2008/01/21 
アジア経済研究所からのお知らせを掲載しました。
2007/12/19 
2007年度第2回研究会(日本華僑華人学会後援研究会)の報告を掲載しました。
2007/12/08
 2007年度研究奨励賞に関する報告を掲載しました。
2007/12/04 
『華僑華人研究」第4号発行のお知らせを掲載しました。
2007/11/30 2007年度大会の開催報告を掲載しました。
2007/09/09 訃報:田中恭子先生ご逝去を掲載しました。
2007/08/21 
訃報:綾部恒雄先生ご逝去を掲載しました。
2007/07/27 2007年度第2回講演会の報告を掲載しました
2007/07/04
 2007年度第1回講演会の報告を掲載しました。
2007/06/21 
2007年度第1回研究会の報告を掲載しました。
2006/09/18 会員名簿作成のため,会員登録票word  pdf )を未提出の方は,至急,学会事務局まで,メールの添付ファイルにより,提出をお願いします。
2006/04/26 
日本華僑華人学会では,会員専用のメーリングリストの開設しましたので,これにともない,本ホームページの会員専用の掲示板を閉鎖しました。 


■2008年度大会の開催案内■

日程    2008年11月15日(土)

会場   〔研究大会〕筑波大学 筑波キャンパス 総合研究棟A
            茨城県つくば市天王台1-1-1
      〔交通〕つくばエクスプレス線つくば駅下車,
          関東鉄道バス「筑波大学循環」(右回り,左回りともに可)」
          または「筑波大学中央」に乗車,「筑波大学中央」下車(所要5~10分)
          http://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_access.html
      〔懇親会〕会場近隣のレストラン

参加費  研究大会参加費 学会会員2,000円 非会員2,500円
      懇親会参加費  一般会員5,000円 学生会員3,000円
      (当日会場でお支払いください)

プログラム(予定)  
9:30     受付開始
10:00~13:00 一般発表
13:00~14:00 理事会
14:10~15:20 講演
          濱下武志先生(龍谷大学国際文化学部)
          題目(未定)
15:30~16:30 総会
17:15~19:00 懇親会


研究発表形式 
▽当学会の会員であり,かつ入会以降2008年度までの総ての会費を8月末日までに納入された方のみ発表資格を有します.連名での発表の場合は,全員が上記の条件を満たしている必要があります.
▽一般発表を希望される方は,添付の「研究発表申込書」に必要事項を記入し,9月10日までに下記の大会事務局宛へE-mailまたは郵送でお申し込みください.発表人数枠に限りがあるため,ご希望に添えない場合があります.採否の結果はご連絡いたします.

〔送付先〕〒305-8572 つくば市天王台1-1-1
筑波大学大学院 生命環境科学研究科 地球環境科学専攻
山下清海研究室気付 日本華僑華人学会2008年度大会事務局



■2008年度第1回特別研究会(函館)の案内■

 先日,函館中華会館が4年ぶりに一般公開を再開することになりました.大変急なお知らせで申し訳ありませんが,現地見学会と報告会を開催することにいたしました.函館中華会館は函館空港から車で25分ほどの,幕末から昭和初期にかけての歴史的町並みが残る地区にあります.7月下旬の函館は最高気温が28度程度とすごしやすい気候です.この機会に,避暑をかねて函館中華会館へお越しいただければ幸いです.

日時:2008年7月26日(土)1:30~3:00
場所:函館市大町1-12 函館中華会館
 1:30     函館中華会館横の駐車場に集合
 1:35     挨拶(函館華僑総会 陳上梅会長)
 1:40~2:00 見学会・説明会(案内:函館華僑総会関係者,進行:小川正樹)
 2:10~2:30 報告会(報告者:小川正樹,論題:「箱館開港と中華会館」)
 2:30~2:50 全体の質疑・応答
 3:00     挨拶(はこだて外国人居留地研究会 岸甫一代表)
 見学会・報告会終了後,希望者で中華山荘(中国人墓地,船見町23番地)を見学(予定).
*中華会館への入館料(大人1人600円)が必要となります.

 参加希望の方は事前に以下までご連絡いただければ幸いです.また,当日のご参加も自由です.

問い合わせ先 小川正樹 

なお,本見学会・報告会は,はこだて外国人居留地研究会との共催です.
                                             (文責:小川正樹会員)


■2008年度第1回講演会の報告■

日時:2008年6月14日(土)13時~
場所:東京大学駒場キャンパスⅠ(教養学部)18号館4階コラボレーションルーム3
講演者:下岡 郁氏
   (グラントソントンジャパン[ASG税理士法人]中国デスクマネージャー)
題目:「国際企業にとっての特別行政区の新たな役割―日本,中国及び香港の税制を踏まえて」

 2008年度第1回講演会は,下岡郁氏をお招きして6月14日(土)午後1時より,東京大学駒場キャンパスで開催しました.下岡氏は現在,グラントソントンジャパン[ASG税理士法人]で中国デスクマネージャーとして勤務されています.下岡氏は中国吉林省出身で,1933年に中国で司法試験に合格し,弁護士事務所に勤務されました.94年に来日され,努力の末資格を獲得し,会計および税務業務を中心に日中ビジネスに従事してこられました.これまでに中国子会社の総経理および上海駐在員事務所の首席代表を経験しておられます.中国進出に関する会計税務コンサルティング,日中取引の合理化に関するアドバイス,タックスプランニング,中国企業の日本進出に関する全般的支援を得意分野とされておられます.著書には『中国会計・税務小事典』があります.
 今回の論題は「国際企業にとっての特別行政区の新たな役割―日本,中国及び香港の税制を踏まえて」でした.講演会の出席者は7名とこじんまりとしたものでした.おそらく,論題が会計の専門的なものと思われて敬遠されたのではないかと思います.しかし,講演はよくある事例を3つ引用して,香港がどのように企業から利用されているのかを説明する,きわめてわかりやすいものでした.
 下岡氏は2時間かけて,ビジネスの現場から離れたところにいる参加者にわかりやすく説明してくれました.参加者は「これは面白い」と,下岡氏の話のいたるところで質問し,一同が中国ビジネスの現場感覚を共有できたように思います.

                                          (文責:谷垣真理子会員)


■2008年度第2回研究会の案内■

日時:2008年7月19日(土) 1時半~5時半
場所:東洋大学白山キャンパス 5B11教室(大学院棟)
     http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan.html  

発表1:津田浩司会員(日本学術振興会特別研究員PD)
論題:「『再華人化』の再検討―ポスト・スハルト期インドネシア地方都市における中国語ブームを手がかりに」
コメンテーター:北村由美会員(京都大学東南アジア研究所)

発表2:松村智雄会員(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程)
論題:「スハルト後のインドネシアにおける、華人社会にとっての儒教、国家にとっての儒教―華人の権利回復過程は国家の枠組みをどう変えたか」
コメンテーター:貞好康志会員(神戸大学国際文化学部)

司会:山本須美子会員(東洋大学社会学部)

研究会終了後、近くで懇親会を予定しておりますので、どうぞご参加ください。

参加予定の方は事前に担当者までご連絡いただければ幸いです。なお、連絡なしの参加も自由です。

担当者:山本須美子


■2008年度第1回研究会の案内■

日時:2008年7月12日(土)午後14時15分~
場所:東京大学教養学部 18号館4階コラボレーションルーム2

第1報告
報告者:日野みどり氏(金城学院大学 現代文化学部 教授)
論題:「日本占領期香港の学びと暮らし」

第2報告
報告者:和仁廉夫氏(ジャーナリスト)
論題:「香港軍政史研究十五年-97年回帰を境に変わった視座」

第1報告者の日野氏は、1997年に香港の社会変動とアイデンティティーの問題をとりあげられたあと、現代中国の人材市場や職業観について多彩な論考を発表されています。平成20年1月には第4回太田勝洪中国学術研究賞を受賞されています。著書は『香港・広州菜遊記-粤のくにの胃袋気質』(凱風社、2003年)、『現代中国の人材市場』(創土社、2004年)、訳書として『香港回帰-ジャーナリストが見た'97.7.1』(凱風社、2003年)、『日本占領期香港の子どもたち-学びと暮らしのオーラルヒストリー』((凱風社、2008年)があります。

第2報告者の和仁氏は、高校、予備校の教壇を経て、ジャーナリストとして軍票問題から歴史認識、美女コンテストと縦横無尽な活躍をしていらっしゃいます。著書は『香港軍票と戦後補償』(共編、明石書店、品切)、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(編著、梨の木舎)、『写真図説日本の侵略』(共著、大月書店)、『歴史教科書とナショナリズム』(社会評論社)、『歴史教科書とアジア』(同前)、『東アジア・交錯するナショナリズム』(共著、同前)があります。今回は、これまで取り組んでこられた香港軍政研究に香港在留邦人の視点を導入し、さらに珠江三角州、中国の抗日戦争史と関連づけられます。

なお、発表終了後に軽食を準備しております。報告者とご歓談いただければ幸いです。

また、本研究会は日本広東研究会との共催であり、科学研究費基盤研究C「華南地域社会の歴史的淵源と現在」の研究活動の一環です。

担当者:谷垣真理子
                                    (文責:谷垣真理子 企画委員)


■2008年度日本華僑華人学会研究奨励賞候補者推薦のお願い■

下記の通り,本会会員の皆様から研究奨励賞候補作品の推薦を受け付けます。

                               記

1.推薦対象の著作
 2007年4月1日から2008年3月31日までに発行(奥付けによる)された本会会員の著作とする。
2.推薦の方法
 他薦または自薦
3.推薦に必要な提出書類の内容
 形式は自由。冒頭に「2008年度研究奨励賞候補者推薦書」と明記し,以下の各項目を記入してください。
  ア)推薦者(会員に限る)の氏名・所属・連絡先(住所・電話・電子メールアドレス)
  イ)受賞候補の著作
     論文は著者名・論文題目・掲載誌名・巻・号・掲載ページ・刊行年月日を,図書は著者名・書名・出版者名・総ページ・刊行年月日を明記する。
ウ)受賞候補者の氏名・所属・連絡先(住所・電話・電子メールアドレス)・出生年月
エ)推薦理由(400字以内)
4.推薦書類の提出先(電子メールでの推薦も可)
   〒603-8577  京都市北区等持院北町56-1
   立命館大学国際関係学部 小木研究室気付 
   日本華僑華人学会研究奨励賞選考委員会事務局
    
   

5.推薦書類の締切
   2008年7月4日(金)必着
                                             2008年3月16日
                                           研究奨励賞選考委員会

■2007年度第4回研究会の報告■

日時:2008年2月28日(木)18:30~20:00
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南館5階ディスカッションルーム

発表者:東條哲郎会員(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
論題:「マレー半島における華人錫鉱業と海峡植民地:19世紀後半から20世紀初頭における生産と流通を中心に」
コメンテイター:古田和子会員(慶應義塾大学経済学部教授)
司会:吉原和男会員(慶應義塾大学文学部教授,企画委員)

研究会参加者:10名(うち2名は入会希望者)
懇親会参加者:9名

                                 (文責:吉原和男会員)


■2007年度第3回研究会の報告■

日時:2008年1月26日(土)13:30~18:00
会場:東洋大学白山キャンパス5号館(大学院棟)5B11教室
司会:山本須美子会員(東洋大学社会学部准教授,企画委員)

発表(1)
発表者:相沢伸広氏(アジア経済研究所研究員,入会申請中)
論題:「華僑・華人問題とインドネシア-中国関係 1966-1967」
コメンテーター:津田浩司会員((東京大学大学院総合文化研究科)

発表(2)発表者:奈倉京子会員(厦門大学人文学院ポストドクター)
論題:「インドネシア帰国華僑のアイデンティティの形成とその変容」
コメンテーター:川崎有三氏(防衛大学校教授)

 相沢発表は、1965年~67年というインドネシアと中国の関係が非常に変化した時期に絞り、インドネシアのチナ問題解決基本政策にみる華人とインドネシア国家と中国という三者の関係について論じた。次の奈倉発表は、主に広東省台山海宴華僑農場での1年半に渡るフィールド調査に基づいて、インドネシア帰国華僑のアイデンティティ形成とその変容について検討した。
 本研究会はインドネシア華僑とインドネシア帰国華僑に関する発表であったため、インドネシアを専門とする研究者が神戸や名古屋からも集まり、学際的な熱のこもったディスカッションが繰り広げられた。

研究会参加者:19名(会員7名、非会員12名)
懇親会参加者:8名
                              (文責:山本須美子会員)


■アジア経済研究所からのお知らせ■

アジア経済研究所より,以下のようなお知らせが学会事務局へ届きました。会員の中には関心をお持ちの方が多いと思いますので,お知らせいたします。

アジ研図書館サテライト展示会・講演会「東南アジアの華僑・華人」開催 リンク先 

http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Event/pdf/satellite_080212.pdf


■2007年度第2回研究会(日本華僑華人学会後援研究会)の報告■

日時:2007年12月1日(土)13:30~18:00
        2日(日)10:30~16:00
会場:東京外国語大学本郷サテライト7階会議室
司会:三尾裕子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授,企画委員)

 本研究会は,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト「中国系移民の土着化/クレオール化/華人化にいての人類学的研究」及び科学研究費補助金基盤研究(A)「東南アジアにおける中国系住民の土着化・クレオール化についての人類学的研究」(どちらも,代表:三尾裕子)の研究会です。両研究会は,原則的には,非公開の研究会ですが,今回は,海外より研究者をお招きして開催し,より多くの関連の研究者にご参加いただくために,日本華僑華人学会より後援をいただきました。

【プログラム】
12月1日(土)13:30~18:00 
≪ワークショップ≫ ベトナムにおける中国系住民の歴史・文化とアイデンティティ
             -ホイアンの事例から(ベトナム語-日本語通訳つき)
 1. 三尾裕子会員
   「序-ホイアンにおける「華人」と「明郷(Chinese Peranakan)」
 2. Tong Quoc Hung氏(Hoi An Center for Monument Management and Reservation)
   通訳:比留間洋一氏(静岡県立大学助教,非会員)
   "Chinese - Minh Huong People in Hoi An Trade Port in the Past"
   (往時の会安商港における華人と明郷人)
 3. Truong Duy Tri氏(Hoi An Center for Culture and Sports)
   通訳:新江利彦氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー,非会員)
   "The Clan of Truong Don Hau, Minh Huong Village, Hoi An Town:
    The Process of Living and Integration in Hoi An, VIET NAM"
   (越南会安明郷張敦厚族:会安における生活と統合の過程)
 コメンテイター:蓮田隆志氏(大阪大学,非会員)

12月2日(日)10:30~15:30
 1. 片岡樹氏(目白大学,非会員)
   「南タイ福建人社会のババ文化と土地公祭祀-プーケットの事例より-」
 2. 山本須美子会員(東洋大学)
   「EUにおける中国系第二世代のアイデンティティ-イギリスとフランスの比較から」

                                          (文責:三尾裕子会員)

■2007年度研究奨励賞に関する報告■

 研究奨励賞選考委員会(濱下武志委員長)での厳正な審査の結果、津田浩司氏(東京大学大学院総合文化研究科、学生会員)の「中国寺院か仏教寺院か?―スハルト体制下インドネシアの交渉される華人性―」(『南方文化』第33輯、67~106頁、2006年11月刊)が2007年度日本華僑華人学会研究奨励賞受賞著作に選ばれました。

■『華僑華人研究」第4号発行のお知らせ■


 このたび『華僑華人研究』第4号を発行することができました。
 学会誌発行のための資金をご援助いただきました東華教育文化交流財団をはじめ、多くの方々のお力添えの賜物です。この場をお借りしまして御礼申し上げます。

                                   『華僑華人研究』第4号編集室長 
                                                   宮原曉

<論文>
・From Sojourners to Luo Di Sheng Gen: Globalization and Localization of the Chinese-Americans   Bernard P.Wong

・過渡的居場所としての「ベトナム帰国華僑」――広東台山海宴華僑農場の事例より 奈倉京子

<研究ノート>
・李嘉誠基金会による中国教育支援――寄付動機と中国政府の戦略 角田 梢

<研究動向>
・頭脳循環――香港・台湾移民研究の動向を中心に 河口充勇

・サブ・エスニシティ研究にみる華人社会の共通性と多様性の把握  市川 哲

<レポート世界の華僑華人社会>

・ブラジル・サンパウロ――東洋街の変容と中国新移民の増加 山下清海

<書評・新刊紹介>
・客家史研究の展望 ――最近刊行された2書の書評を通して  甘利 弘樹
・Kwai-Cheung Lo Chinese Face/Off: The Transnational Popular Culture of Hong Kong 芹澤 知広
・在米華人研究の最前線――地域・都市に焦点をあてた研究からみえてくるもの 大井由紀
・陳天璽著『無国籍』 成瀬千枝子
・国境はいかにして越えられるのか――周南京主編『境外華人国籍問題討論集』を読む 蒋海波

<彙報>


 なお、会員でさらに購入希望の方は,会員特別価格として第4号は,3000円(郵送料込み)で販売いたします。また,創刊号,第2号,および第3号についても残部がありますので,2000円(郵送料込み)で販売いたします。
 非会員の方で購入ご希望の方は,第4号 4000円,創刊号,第2号,および第3号は各2500円(郵送料込み)で販売いたします。郵便局の郵便振替用紙(口座名称:日本華僑華人学会,口座番号:00110-6-580609)を利用して,学会事務局まで申し込んでください。振込用紙の通信欄には,ご希望の号および部数を書いてください。

■2007年度大会の開催報告■

 本学会の第5回大会(2007年度大会)が11月17日土曜日に東京都港区の慶應義塾大学で開催されました。幸い好天にも恵まれて参加者は70名を越え、懇親会にも40名以上の参加者がありました。会員の皆様のご協力により無事終了できました。

 以下に簡潔に報告します。午前10時から午後1時までA、B、Cの3会場に分かれて15件の発表がなされた(一般発表プログラム)。A会場では東アジアの華人華僑に関する発表が、B会場では東南アジア、特にタイ、マレーシア、インドネシアの華人に関する発表が行われた。C 会場では、本学会初の試みとしてパネル「中国系移民の土着化・クレオール化・華人化についての歴史人類学」(代表:三尾裕子会員)が持たれ、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニアの中国系移民について文化人類学や歴史学の分野からの発表がなされたのに対して、コメントは経済学分野の古田和子会員からなされた。多分野の研究者が会員になっていることは本学会の特色の一つであるが、今後もこうした大会企画が継続する事が期待されよう。 

 午後2時からは共通論題「華僑華人パラダイムを越えて」が開催された。この共通論題は大会委員会の要請を受けた宮原暁会員により企画の原案作成がされ、講演者の招聘手続きまでご尽力頂いた。キャロライン・ハウ氏(京都大学)の講演「『華僑華人像』の文化政治学」と、ディスカッサントであった山本信人会員の発言につづいてフロアーから会員の質問がつづいて、論議が盛り上がった。 

 総会に引き続いて、隣接するファカルティークラブを借り切って開かれた懇親会には多くの会員のほか来賓2名が招待された。お一人は、本学会に学会誌の刊行助成をして下さっている東華教育文化交流財団理事長の江洋龍氏であり、もうひと方は、慶應義塾大学法学部長で前東アジア研究所長の国分良成氏であった。お二人からはお心のこもった有意義なスピーチがなされた。7時に散会するまでには、斯波義信前会長、各委員会や地方の代表などから挨拶があり、最後には次期開催校である筑波大学の山下清海副会長から挨拶があった。

                                        (文責:吉原和男会員)

■訃報:田中恭子先生ご逝去■

本本会の常任理事で,南山大学教授の田中恭子先生が9月4日に肺炎のため永眠されました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

■訃報:綾部恒雄先生ご逝去■

本学会監事で、筑波大学名誉教授の綾部恒雄先生が8月6日に腎癌のため永眠されました。先生には学会発足当初より参加され,学会の運営,発展に心を砕いていただいてきました。

心よりお悔やみ申し上げます。

■2007年度第2回講演会(符順和氏講演会)の報告■

日時:2007年7月14日(土)14:30~17:00 (懇親会17:00~18;30)
会場:上智大学四ツ谷キャンパス 2号館14階1415-C教育学科会議室
演者:符順和氏(元横浜山手中華学校教諭・塾「寺子屋」主宰者)
演題:中華学校をとりまく教育事情

 本講演会は、本来、第1回講演会として5月17日に予定されていたが、開催場所である上智大学の麻疹集団感染により順延となっていたものである。当日も関東地方への台風接近が伝えられ、あいにくの雨模様であったが、2時間半にわたる熱のこもった講演に大変印象づけられる講演会となった。講演にあたっては、在日中華学校の現況と課題を整理した演者の論考『中華学校を取り巻く教育事情』、在日外国人の教育問題をとりあげた『読売新聞』記事(2007年5月21日付)、ならびに横浜山手中華学校の用地取得問題を特集した『横濵華僑通訊』〈2007年5月号〉が資料として配布された。そして演者の35年余りにわたる横浜山手中華学校での教育経験、ならびに現在、横浜中華街で取り組んでおられる塾「寺子屋」における教育実践に基づき、在日外国人教育としての華僑・華人子弟の教育問題がさまざまな角度から具体的に論じられた。終了後は17時より18時半まで軽食をとりながら引き続き懇親会が開かれ、日本における華僑・華人社会の諸課題を含む幅広い懇談が行なわれた。

講演会参加者:25名(会員6名、一般18名、講演者1名)
懇親会参加者:12名

                                      (文責:杉村美紀会員)

上智大学における符順和氏講演会

■2007年度第1回講演会(朱炎氏講演会)の報告■

日時:2007年6月27日(金) 18:30~20:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階B会議室
演者:朱炎会員(富士通総研主席研究員)
演題:「中国企業の海外展開と華人ネットワーク」

 本講演会は法政大学国際文化学部との共催,公開講演会という形で開催された。
 本来第1回の予定であった符順和氏講演会が,会場校のはしか休校により順延となったため,本講演会が2007年度第1回講演会となった。当日,会場には法政大学関係者のほか,他大学の教員,学生が多数見えていた。また,証券,法律関係の実務者も参加されていた。
 講演では,統計からは見えてこない中国企業の対外投資の実態,中国の潤沢な外貨事情や政府の規制緩和,奨励政策を背景に,大企業が進めるグローバル戦略,民間企業,中小企業が進めるニッチな地域における投資戦略,そして東南アジア諸国で民間企業,中小企業が華人ネットワークを積極的に活用して進出していることについて,タイやベトナムでの現地調査の映像を交えながら,実に分かりやすくお話をしていただいた。
 講演会終了後,会場近くの中国料理店で懇親会が開催され,朱炎氏を囲んで活発な議論が交わされた。
 なお,質疑応答も含め,講演抄録は本会のニューズレター(会員専用)に掲載予定である。

講演会参加者:37名(うち会員12名,法政大学学生OB9名,一般15名,演者1名)
懇親会参加者:10名

                                         (文責:曽士才会員)
山下清海副会長の挨拶 朱炎氏 質疑応答


■2007年度第1回研究会の報告■

日時:6月16日(土)13:00~17:00
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス

司会 吉原和男企画委員

発表(1)
発表者:北村由美会員(京都大学東南アジア研究所)
論題:「インドネシアにおける孔子教の再公認化をめぐって」

発表(2)
発表者:成瀬千枝子会員(関西学院大学大学院研究員)
論題:「日本の華人ビジネスの変容-大阪の江蘇省出身者を中心に-」

北村報告に対しては山本信人企画委員からコメントがなされ、成瀬報告に対しては周飛帆会員からコメントがなされた。参加者からは多くの質問やコメントがあり、終了後には懇親会が持たれた。

研究会参加者:28名(うち会員:15名、非会員13名)
懇親会参加者:9名
                                    (文責:吉原和男会員)



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