第4回大会の報告
第3回大会の報告
第2回大会の報告
第1回大会の報告

Bernard P.Wong氏講演会の報告
沖縄特別企画の報告
2006年度第6回研究会の報告
2006年度第5回研究会の報告
2006年度第4回研究会の報告
2006年度第3回研究会の報告
2006年度第2回研究会の報告
2006年度第1回研究会の報告
2006年度第2回講演会の報告
2006年度第1回講演会の報告

第5回例会の報告
第4回例会の報告
第3回例会の報告
第2回例会の報告
第1回例会の報告

「華僑華人研究」第3号の刊行
「華僑華人研究」第2号の刊行
「華僑華人研究」創刊号の刊行




■2006年度第6回研究会の報告■


日時:2007年1月27日(土),14:00−18:30
会場:東洋大学5号館(大学院棟)5B11教室
司会:山本須美子会員(東洋大学)

発表(1)
発表者:野澤知弘会員(日本医科学総合学院)
論題:「カンボジアの華人社会―華人学校の再興と発展―」
コメンテーター:山本須美子会員(東洋大学)

発表(2)
発表者:渋谷玲奈会員(成蹊大学・非常勤)
論題:「戦後における華僑と留学生の統合について―華僑・留学生関連刊行物を資料として」
コメンテーター:曽士才会員(法政大学)

 野澤会員の報告では、東南アジアで最大規模の華人学校が存在するカンボジアの華人学校の歴史と現状を、2002、03 年の現地調査で入手した資料に基づき、映像も交えながら紹介された。カンボジアが対外開放政策をとった1989年以降における華語教育の発展要因を、カンボジア政府の対中政策や対華人政策および中国側の積極的な支援の動きから分析するとともに、校舎不足や校舎の老朽化、教員の質向上といった華人学校が抱える諸問題と今後の展望について述べられた。
 渋谷会員の報告では、戦後の日本における華僑社会の形成期において、留学生と華僑がいかに連携を深めてきたのか、国立国会図書館プランゲ文庫所蔵や個人所蔵の、1946年から47年に刊行された華僑関連の雑誌を手がかりに検討された。戦後の困難な政治状況、生活条件を共有する留学生(大陸出身者、台湾出身者)と華僑が連携を深めていく様子が、日本の警察による発砲で死傷者を出した「渋谷事件」をめぐる救済活動や僑民登録、特配など具体的な事例を挙げながら紹介された。
報告者2名の熱の入った発表に予定時間が過ぎるほど活発な質疑応答が行われた。研究会終了後、大学近くの居酒屋で発表者を囲んでの懇親会が開かれた。そこでも引き続き活発に質疑応答が交わされた。 

研究会参加者:17名(うち学会員5名、東洋大学教員・学生・OB 9名、一般の方3名)
懇親会参加者:7名

                                          (曽士才 記)
■2006年度第5回研究会の報告■

日時:12月2日(土),14:00−18:00 

会場:東京外国語大学本郷サテライト3階


司会:三尾裕子会員(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 企画委員)

発表(1)14:00−16:00
発表者:津田浩司会員(東京大学大学院博士後期課程)
論題:「『華人国家英雄』の誕生?−ポスト・スハルト期インドネシアにおける華人性をめぐるダイナミズム」
コメンテーター:貞好康志会員(神戸大学)

発表(2)16:00−18:00
発表者:新井和広氏(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
論題:「東南アジア住民としてのアラブ:アイデンティティをめぐる諸相」
コメンテーター:小林寧子氏(南山大学)

 今回の研究会では、インドネシアにおける移民のローカリゼーションを視野に、華人とアラブ系移民のケースをご発表いただいた。
 津田会員の報告では、98年のスハルト体制崩壊以降に盛んになってきた「華人らしさ」を前面に出すような動きが、従来日々の生活の中で「華人性」なるものを長らく顕示的に語ることのなかった人々にとってはどのように映るのかを明らかにすべく、2003年にジャカルタの華人団体が試みた「華人国家英雄」を生み出そうとしたプロジェクトの顛末が詳細に分析された。
 新井氏の報告は、東南アジアにおけるアラブ(ほとんどが、南アラビアのハドラマウト地方出身のムスリム)の概要、特にアラブのアイデンティティの諸側面を紹介することにより、華人サイドとの比較、さらには華人をテーマとする研究者との共同研究の可能性を探る目的で行われた。新井氏によれば、ハドラミーが所有する独自の系図と宗教者の活躍が、彼らのアイデンティティの根源であるが、またインドネシア社会への同化や政治への貢献も、彼らの自己認識の重要な部分を占めているという。
 対象がインドネシアに限定されていたので、ホスト社会による移民およびその子孫(華人及びハドラミー)の受け入れ、現在のインドネシア社会におけるそれぞれの立ち位置についての意識の差異など、興味深い問題が論じられた。

研究会参加者:13名
懇親会参加者:9名
                                          (三尾裕子 記)

■Bernard P.Wong氏講演会の報告■

2006年度大会の基調講演者であるBernard P. Wong氏が財団法人東洋文庫で講演を行なわれました。講演では、新著"The Chinese in Silicon Valley: Globalization, Social Networks, and Ethnic Identity"(Rowman & Littlefield Inc., 2006)の内容に沿いながら、アメリカ・シリコンバレーにおいて中国系科学者・技術者たちが果たしてきた重要な役割をクリアに解説されました。講演会には約20名が参加し、講演後には講演者とフロアとの間で活発な議論が交わされました。

日時:11月20日(月)13:30 - 15:00
場所:財団法人東洋文庫
講演者:Bernard P.Wong氏(San Francisco State University)
演題:"The Chinese Hi-Tech Professionals in Silicone Valley"
司会:斯波義信会員(財団法人東洋文庫理事長、本学会会長)
通訳:森川眞規雄会員(同志社大学教授)

■沖縄特別企画の報告■

日時:10月12日(木) 13:00−17:20  
会場:沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」
司会: 緒方 修 会員(沖縄大学人文学部長,教授)
第一部 特別講演
  赤嶺 守 氏(琉球大学法文学部教授)
  「琉球王国と華僑社会」
第二部 研究発表
  小熊 誠 会員 (沖縄国際大学総合文化学部長,教授)
  「久米村系門中について−その概要と近年の福建との交流−」
  榮野川 敦 氏(沖縄大学大学院生)
  「久米村系士族の屋取村(集落)−旧具志川市の事例から−」
第三部 講演
  田名 真之 氏(沖縄国際大学総合文化学部教授)
  「久米村の成立と展開」

 沖縄特別企画実行委員会(嘉数 啓,緒方 修,小熊 誠の3会員)のご尽力により、学会として初めての特別企画が開催された。この日は第4回世界ウチ ナーンチュ大会初日であったが、会の冒頭、公務でご多忙のなか駆けつけてくださった嘉数会員(琉球大学副学長)が挨拶に立ち、この研究会への期待を表明さ れた。
 赤嶺氏は琉球王国の朝貢貿易で活躍し、土着化していった久米村の人々と戦後に移入した華僑華人について発表された。小熊会員は近世における琉球王国の中 国化に果たした久米村系門中の役割、門中の形成と祖先祭祀からみた彼らの特徴、近年みられる始祖の故郷探しの動きについて発表された。栄野川氏は近世琉球 における士族の次男、三男が地方へ下り、居住する「屋取」、久米村系士族の屋取村の戦前の状況と彼らの意識について発表された。
 その後、会場を久米至聖廟に移し、廟内を見学後、廟内の明倫堂で田名氏が発表された。田名氏は久米村へ移入した福建からの36姓とそのなかの有力姓の形 成、久米村人の華僑集団から首里王府の家臣団への変容について発表された。実に有益で密度の濃い一日であった。参加者のなかには沖縄華僑華人総会の方もお られた。懇親会は国際通りの居酒屋で行われ、沖縄の料理とお酒を堪能することができた。翌日のエクスカーションは、緒方会員の案内で、首里城、玉陵、識名 園を訪ねた。今回の特別企画の準備、設営全般にわたり目配りしてくださった緒方会員にあらためて感謝したい。

参加者数 例会 21名(うち学会員7名、一般の方14名)
       懇親会 8名(うち学会員5名、一般の方3名)
                                              (曽士才 記)
嘉数啓会員の挨拶 赤嶺守氏の報告 久米至聖廟での見学 久米至聖廟内明倫堂にて
田名真之氏の講演

■2006年度第4回研究会の報告■


日時:2006年10月6日(金)、18:30-20:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス南館5階ディスカッションルーム

司会:曽 士才 会員(法政大学教授、企画委員)
発表者:飯島典子 会員(文教大学非常勤講師)
論題:「広東省と東南アジアの錫鉱山を結ぶ鉱夫の移動
     −広東東部とマレーシアを事例として」
コメンテイター:山本信人 会員(慶應義塾大学教授、企画委員)

発表テーマに強い関心を持つ会員数名を含む9名が出席して活発に発表と質疑応答を行なった後、懇親会が開かれ、7名が参加した。

■2006年度第2回講演会の報告■

 日本華僑華人学会の第2回講演会は,本会の曽士才企画委員(法政大学国際文化学部)のご尽力により,法政大学国際文化学部との共催,公開講演会という形で,非常に立派な会場を使用させていただいき,以下のとおり開催された。
(1)日時:9月15日 午後6時30分〜8時 (講演1時間、質疑応答30分)
(2)会場:法政大学(市谷キャンパス)ボアソナードタワー26階 スカイホール
(3)演者:莫邦富(莫邦富事務所。ジャーナリスト)
(4)演題:日中間の新しい架け橋〜新華僑

 まだ,夏休み中の大学も多い中で,新聞・テレビなどのマスコミでも著名な莫邦富氏の講演ということで,非会員の参加者の姿が目立った。
 講演では,莫氏が1985年に来日して,今日に至るまでのご自身の体験に基づきながら,「新華僑」の実態,「新華僑」を取り巻く状況の変化などについ て,多くのエピソードを交えながら語られた。特に,「新華僑」はなぜ海外に出るか,という問題について,旧ソ連や東欧での取材体験談には,多くの聴衆が引 き付けられた。
 講演のあと,フロアから多くの質問の手が挙がり,活発な質疑応答が交わされた。講演会終了後,莫邦富氏を囲んで,会場近くの中国料理店で懇親会が開催され,講演では出てこなかった貴重な話を聞くことができた。
 なお,講演の詳細な内容については,本会のニューズレター(会員専用),第11号に掲載予定である。 (山下清海 記)


講演会会場
左奥は司会の曽士才氏
莫邦富氏 質疑応答

■2006年度第3回研究会の報告■

日 時:7月7日(金),18:15−20:30
会 場:慶應義塾大学三田キャンパス,南館5階D-2051

発表(1)
司会:吉原和男 会員(慶應義塾大学文学部教授)
発表者:川口幸大 会員(東北大学大学院文学研究科博士後期課程)
論題:「宗族復興にみる現代中国の「歴史」・「文化」−二つの僑郷コミュニティの事例から」

 今日の中国において、「伝統的」な文化はいかにして公的評価を得て再構築されて人々のアイデンティティや帰属意識の充足に寄与しうるかを、父系親族集団 である宗族の復興を事例にして考察した。事例には、復興した宗族と対比して復興しなかった宗族が取り上げられ、その理由、背景が検討された。2001-2 年の広州市における現地調査で入手した資料・映像が紹介され、活発な質疑が行われた。

発表(2)
司会:山下清海 会員(筑波大学大学院生命環境科学研究科教授)
発表者:崔 晨 会員(拓殖大学海外事情研究所華僑研究センター 客員研究員)
論題:「ベトナムにおける華人資本の変遷」

 ベトナムにおける中国人移民の形成史、華僑人口の動態・分布についての概説のあと、今日にいたる「華人資本」形成と変遷およびその特質について述べら れ、発表者が研究を展開するに当たっての予備的報告がなされた。質疑・コメントでは、ベトナムにおける華人資本発展の可能性と研究における今後の課題が論 じられた。

参加者数 例会   19名(うち学会員15名、慶応義塾大学教員・学生4名)
       懇親会 12名

■2006年度第2回研究会の報告■

日 時: 6月2日(金)18:30−20:00
会 場: 慶應義塾大学三田キャンパス,南館5階D-2051

司会: 吉原和男 会員(慶應義塾大学文学部教授)
発表者:王雪萍 会員(慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所助手)
論題:「改革・開放期中国における帰国留学生の就職制度の変化と留学生の海外滞留問題」
コメンテーター:杉村美紀 会員(上智大学総合人間科学部教員)

 今回の王雪萍氏の発表は、王氏ご自身の博士論文(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、2006年)の内容にもとづいたものである。発表のなかで王 氏は、まず帰国留学生の就職制度の変化とその要因にふれたうえで、1980年から1984年までに日本に派遣された留学生へのインタビューの成果をもと に、帰国留学生に関する就職制度の変化が留学生たちにどのような影響を与えてきたのかについて論じている。コメンテーターの杉村氏の言葉にもあったよう に、王氏の研究は、中国における留学というものが人材育成政策の一環として戦略的に捉えられている状況において非常に有意義なものであるものといえるだろ う。熱のこもった発表を反映して、報告後の質疑応答も活発に交わされた。
 研究会終了後、学内カフェテリアにおいて発表者を囲んでの懇親会が開かれた。そこでも引き続き活発に質疑応答が交わされた。                          

参加者数 例会   26名(うち学会員14名、慶応義塾大学学生12名)
       懇親会 16名(うち学会員10名、慶応義塾大学学生6名)

■2006年度第1回研究会の報告■

日 時: 5月20日(土)15:00−18:00
会 場: 東京大学駒場キャンパス,18号館4階コラボレーションルーム1

司会:谷垣真理子 会員(東京大学大学院総合文化研究科 助教授)

発表者:久末亮一 氏(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻 助手)    
論題:「香港における華人企業家のビジネス・ネットワーク
             −『新世界発展』の形成と展開を事例として」

発表者:篠崎香織 会員(欧亜大学[マレーシア孝恩文化基金合同キャンパスプログラム]客員研究員)
論題:「ペナンの華人が『華僑』という語に込めた思い
             :中国の秩序構築に対する発言権拡大の試み」

 会場設営の不手際で液晶プロジェクターが使えないというアクシデントに見舞われたが、久末氏・篠崎氏ともに知的刺激の大きい発表を行ってくれた。
 まず、最初に久末亮一氏が、本年3月に行ったインタビューを手がかりに、鄭裕?と楊志雲がいかにして「新世界集団」を構築し、発展の過程でどのような変 化がおきたのかを綿密に分析してくれた。配布資料にも、1970年から98年までの理事会名簿など興味深いデータがふんだんに盛り込まれていた。
 一方、篠崎香織氏は、20世紀初頭のペナンの華人が、海峡植民地と中国の公権力双方にどのようにして働きかけたのかを一次資料を駆使して綿密に裏付け た。パワーポイントのスライドの1コマ、1コマには多用なエピソードが盛り込まれ、実にさまざまな知見を参加者に与えてくれた。
 熱のこもった発表を反映して、報告後の質疑応答も活発であった。「信用」や「華人」が具体的に何を指すかという質問から、20世紀初頭の国家意識、団体名の訳出法にいたるまで、議論は尽きなかった。
 研究会終了後、駒場キャンパス内の「ルヴェソンヴェール」で懇親会を開催した。本来は報告者お二人のご慰労の宴であったが、テーブルではさらに議論が深められていったと記憶する。

参加者数 例会   24名(うち学会員18名、一般の方6名)
       懇親会 15名(うち学会員14名、一般の方1名)

■2006年度第1回講演会の報告■

日 時: 2006年4月14日(金)18:30〜20:00
会 場: 慶應義塾大学 第3校舎311号教室

講演者: 森田靖郎氏(ノンフィクション作家)
演 題: 天安門事件以降の中国人の国外移動 
     −来日中国人のお金の事情:格差から逃れて、一攫千金を夢見て落差を知る−

司会:吉原和男氏(慶應義塾大学文学部教授・本学会企画委員) 

 講師の森田靖郎氏は,蛇頭など中国人犯罪グループに関する著作が多数あるノンフィクション作家であり,近年ではノンフィクションにとどまらず,豊富な取材経験を生かして小説も手がけられている。
 今回の講演は,天安門事件後に経済格差が広がった中国から一攫千金を求め国外へ出る出稼ぎ労働者の動きと,彼らの来住による日本社会の変化を,「蛇頭」「工頭」「車頭」の出現などから振り返ったものである。
 1970年代初頭から中国で取材を重ね,中国社会の裏側を見てきた森田氏ならではの実体験に基づく迫力ある話を聞くことができた。また現代日本の抱える 問題点を見つめなおす意味でも非常に意義深いものであった。特に「犯罪は社会にとって病気のようなもの。犯罪を無くすためには,犯罪について知らなければ ならない」という言葉には深い感銘を受けた。
 参加者は学会員18名,慶應大学の学生および教員47名,その他5名の計70名。
 講演会終了後,慶應大学近くの中華料理店で講師を囲む懇親会が行われ,15名が参加した。

(玉置充子 記)

講演会ポスター

■『華僑華人研究』第3号の刊行■

 会員でさらに購入希望の方は,会員特別価格として3000円(郵送料込み)で販売いたします。また,創刊号および第2号についても残部がありますので,2000円(郵送料込み)で販売いたします。
 非会員の方で購入ご希望の方は,第3号 4000円,創刊号および第2号 各2500円(郵送料込み)で販売いたします。郵便局の郵便振替用紙(口座名称:日本華僑華人学会,口座番号:00110-6-580609)を利用して,学会事務局まで申し込んでください。振込用紙の通信欄には,ご希望の号および部数を書いてください。

<論文>
・オランダ統治期のバタヴィア華僑とカピタン庁文書:1772−1978  斯波義信

<研究ノート>
・「中国人意識」とディアスポラ  大井由紀
・張友深と阪神華僑社会  蒋 海波

<書評・新刊紹介>
・山岸猛著『華僑送金−現代中国経済の分析』  久末亮一
・横浜山手中華学園編『横浜山手中華学校百年校志1898〜2004』  清水谷(宍戸)佳織
・和田正広・黒木國泰編『華僑ネットワークと九州』   帆刈浩之
・邱依虹編、黎紹珍・邱依虹・林藹雲訳『生命如河流−新、馬、泰十六位女性的生命故事』  塩出浩和
・趙和曼著『少数民族華僑華人研究』  塩出浩和
・Tim Lindsey and Helen Pausacker eds. Chinese Indonesians: Remembering, Distorting, Forgetting  貞好康志
・華僑華人研究最前線  山本信人

<彙報>
■2006年度大会の開催報告■

 去る11月18日(土)に日本華僑華人学会2006年度大会が同志社大学(新町キャンパス)で開催された。今回の大会には59名(うち非会員の方10名)が参加し,大会会場では終始,活発な議論が交わされた。そして,大会終了後、学内のレストランで懇親会が開催され,28名(うち非会員の方3名)が参加した。懇親会会場では和やかな雰囲気のなか交流が深められた。

一般発表(10:00〜13:00)  発表数12件

講演(14:30〜15:50)
 講演者:Prof. Bernard P. Wong (San Francisco State University)
 演 題:"From Overseas Chinese, Ethnic Minority to Cultural Diaspora:
       Globalization, Citizenship and Reverse Migration"

総会(16:00〜17:00)

懇親会(17:30〜19:30)
 アマーク・ド・パラディ寒梅館 (同志社大学 寒梅館1F)

なお,来年度の大会は,慶応義塾大学で開催の予定。
                                   (河口充勇 記)
Wong教授の講演 講演会フロアの様子
総会での会長挨拶 総会終了後の記念撮影

■「華僑華人研究」第2号の刊行■

 会員でさらに購入希望の方は,会員価格として1部,3500円(郵送料込み)で販売いたします。また,創刊号(20049月刊)についても残部がありますので, 1部,2500円(郵送料込み)で販売いたします。購入希望の会員の方々は,学会事務局までご連絡ください。

 非会員の方で購入後希望の方は,第2号,4000円,および創刊号,2500円で販売します。
 郵便局の
郵便振替用紙(口座名称: 日本華僑華人学会,口座番号: 00110-6-580609)を利用して,学会事務局まで申し込んでください。振込用紙の通信欄には,ご希望の号および部数を書いてください。なお,料金には郵送料290円(部数にかかわらず)を加えてください。


<論文>

中越紛争下のベトナムの華人政策--党書記局第10号指示を中心に--    今村宣勝
「港人北上」現象に関する一考察   河口充勇
改革・開放以降の中国からアメリカへの人口移動--政策要因、規模、特徴と在米中国系社会への影響--   戴 二彪
タイ南部の華人の林姑娘信仰   玉置充子
米軍政期における在韓華僑の貿易活動--貿易会社万聚東を中心に--   李 正熙

<研究ノート>

横浜居留地における中国人集住地区の空間構造--Directoryの分析から--   乙部純子 
カンボジアの華人社会--潮州会館と陳氏宗親総会に見る華人社団のグローバリゼーション--   野澤知弘
寡婦の力--ドニャ・モデスタ・シンソン・ガイサノとフィリピン・セブのチャイニーズ--   宮原 暁

<書評>

山田敬三編『境外の文化―環太平洋圏の華人文学』    今冨正巳
華僑社会の自画像--国内華僑団体発行の3つの出版物--   高橋晋一
日本華僑華人研究における新しい流れ--朱慧玲・段躍中・王維・過放の研究書を読む-- 廖赤陽
 
<彙報>


■2005年度大会の開催報告■

 日本華僑華人学会2005年度大会は,神戸華僑華人研究会協賛・(社)中華会館後援のもとに,以下の通り開催されました。今回は,初めて東京以外の地域での大会の開催となりましたが,大会実行委員会の陳來幸氏,曽士才氏をはじめとする多数の関係者の用意周到な準備のおかげで,大会参加者91名,懇親会参加者54名にのぼり,たいへん成功裡に終了しました。
 なお,来年度の大会は,同志社大学で開催予定です。

期日: 2005年11月26日(土)
会場: (社)中華会館(神戸市中央区下山手通2丁目13番9号)

研究報告(10:00〜13:00) 発表11件(うち1件は発表者病欠のため中止)
A1籠谷直人(京都大学人文科学研究所)「神戸華僑社会の歴史的意義1890〜1945」
A2大石高志(神戸市外国語大学外国語学部)「戦前の阪神地域におけるインド商人:華商との比較および経済的競合・棲み分けに関する分析」
A3蒋海波(兵庫県立大学)「張友深と阪神華僑社会」
A4上田貴子(近畿大学文芸学部)「東北アジア華人ネットワークの中の大阪」
A5宍戸佳織(早稲田大学人間科学部大学院)「中国系保育園における日本人園児の教育―横浜中華街S園の事例から」
A6楊立明(早稲田大学)「新・老華人コミュニティーにおける地縁,業縁に関する一考察」

<司会> A1,A2:安井三吉(神戸華僑華人研究会),A3,A4:許淑真(摂南大学),A5,A6:符順和(社団法人中国研究所)

B1大井由紀(一橋大学大学院博士課程・日本学術振興会)「シカゴの華人社会―華人とアメリカの関係の再考察」
B2玉置充子(拓殖大学海外事情研究所華僑研究センター)「タイ南部の華人団体のネットワーク―「泰南十四府聯合救災機構」の成立と機能」
B3山本信人(慶應義塾大学法学部)「プラナカン・コミュニティの形成と変容―ムラユ語活字文化からみるプラナカンの政治社会的意味の研究」
B4山下清海(筑波大学大学院生命環境科学研究科)「南洋大学の設立と解体過程―シンガポール・マレーシア華人社会の変容の象徴として」 (発表中止)
B5廖赤陽(武蔵野美術大学造形学部)「福清の世界ネットワークと僑郷」

<司会> B1,B2:宮原 暁(大阪外国語大学),B3:田中恭子(南山大学),B5:籠谷直人(京都大学人文科学研究所)

講演(14:30〜15:50)
 斯波義信(東洋文庫理事長,本学会会員)
 「オランダ統治期のバタヴィア華人とカピタン文書」
 総会(16:00〜17:00)
 懇親会(17:30〜19:30)中華料理店・老房

s-DSCN1398.jpg (59706 バイト) 総会の模様

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第5回例会の報告

日時:2005年9月17日(土)18:00〜20:00
会場:横浜華僑婦女会館ホール(横浜市中区山下町134)

報 告:黄 偉 初 (『横浜山手中華学校百年校誌』編集委員長,前横浜山手中華学校校長)

題 目:『横浜山手中華学校百年校誌』編纂から見えたもの

 今回の例会のコーディネーターを務められた伊藤泉美氏(横浜開港資料館)の進行で進められた。黄偉初先生の報告は,横浜山手中華学校100年の歴史を,1時間半あまりにわたり話された。黄先生の話の後,質疑応答に入ると,次々と参加者から質問が出て,熱心なディスカッションが続き,予定終了時間を超えるほどの関心の高さであった。
 黄先生の話を伺い,『横浜山手中華学校百年志』を一瞥して,全体の内容もさることながら,140年に及ぶ「横浜山手中華学校歴史年表」(横浜華僑総会会長曽徳深氏作成で,38ページを占める)が最後に掲載されており,横浜山手中華学校の華僑教育史だけでなく,世界の華僑教育や横浜・日本華僑の出来事,中国・日本の出来事が一目で見られ,たいへん参考になった。
    例会の参加者: 会員11名,非会員7名,横浜山手中華学校関係者7名,計25名
                                                    

    【山岸 猛 記

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第4回例会の報告

日 時:2005年7月12日(火) 18:00〜19:50
会 場:慶応義塾大学 三田キャンパス 大学院校舎1階 311号教室

発表者: 山 下 清 海(筑波大学大学院教授,本学会常任理事)

題 目: 世界と日本の華人社会の動向〜増加する中国新移民とニューチャイナタウンの形成〜
                                  
 <PowerPoint使用>

  まず,本例会の会場設定にご尽力された吉原和男氏(本学会常任理事)からあいさつがあり,次に司会の山岸 猛氏(本学会,例会担当常任理事)から,例会開催の趣旨説明および発表者の山下清海氏の紹介があった。
 その後,山下氏から次のような内容についての発表が行われた。

  1.最近における世界の華人社会の動向
  2.中国の僑郷
  3.世界各地の華人社会・チャイナタウン
  4.事例研究        
   (1)ロサンゼルス大都市圏の華人社会の変容
   (2)東京大都市圏の華人社会の変容
       池袋チャイナタウン,埼玉県川口芝園団地

 発表は,フィールドワークで自ら撮影した100枚近い世界各地のチャイナタウンの写真を用い,説明もとても分かりやすく,説得的であった。しかも新たな重要な問題提起も多く含むもので,教えられることが少なくなかった。例えば,新移民時代の祖国への回帰派出現やヨーロッパ,北アメリカなど非アジア圏への新移民(知識人も少なくない)の急増傾向,華人社会の多様化へと繋がる発表などが,その一部分である。
 発表内容が充実した分,質問の時間が5〜6分という短いものになったが,グローバリズム,ローカリズムと新移民について,および新移民の定義づけなどの質疑応答も行なわれ,時の経つのが大変はやく感じられた例会だった。
 今回の例会は非会員にも公開され,会場の慶応義塾大学の教員および学生,その他,文化人類学関係者や中国問題に関心を持つ非会員の方々も多数参加され,主催者の予想を越える出席者があり,非常に盛会であった。

 発表終了後,急遽,交流の機会をもつことになり,三田キャンパス近くの中国料理店「大連」において,大学院生・中国留学生たちも含めて,お互いの関心ある分野や,貴重な体験談などを語りながら,たいへん和やかな雰囲気で懇親会を行った。
   例会の参加者: 会員23名,非会員20名,計43名(名簿記載者のみ)
   懇親会の参加者: 21名
                          【山岸 猛・山下清海 記,   写真:大谷俊典】

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発表する山下清海氏 例会会場の様子
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日本華僑華人学会第2回大会の報告

 2004年11月27日(土)、第2回大会が、法政大学市ヶ谷キャンパス62年館を会場に開催されました。
 参加者は57名に達し、成功裡に終了しました。

 午前中の自由セッション7本の研究報告に加えて、午後からは共通セッション「華僑華人社会の現在−送出国と受入国での変化-」(司会:冫余照彦、吉原和男)が行われ、予定された終了時間をオーバーして、活発な質疑応答が行われました。
 プログラムの詳細については、ここを参照してください。

 共通セッション終了後、引き続き開かれた総会(議長に樋泉克夫氏を選出)では、事業報告、決算報告、会計監査報告、事業計画報告が承認されました。
 また、新たに「日本華僑華人学会研究奨励賞」を設けることが決まりました。

 今後、本学会のさらなる発展のために、理事の選出方法および事務局の移転等について検討していくことになり、これらの案件について、来る12月13日(木)午後4時半から、学会事務局のある日本財団ビル4F大会議室において理事会(理事以外の会員の出席も歓迎)を開催することになりました。

 また、来年度の第3回大会は、神戸華僑華人研究会のお世話で、2005年11月に神戸で開催されることになり、総会の席上、陳来幸氏(兵庫県立大学)から挨拶がありました。

 総会の後、法政大学のボアソナードタワー25階スタッフクラブに場所を移して、27名が参加して、懇親会が開かれました
 曽 士才大会実行委員長および游 仲勲会長の挨拶、黒木國泰氏の乾杯の音頭で始まり、東京タワーの夜景を眺めながら、和やかな雰囲気の中で、終了の予定時刻を過ぎても懇談が続きました。

 【山下清海 記】

 大会の写真(段躍中氏撮影)

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自由セッションでの発表
発表者:周飛帆氏、司会:陳天璽氏
共通セッションの司会者と報告者
左から、計時係、冫余照彦、吉原和男、游 仲勲、瀬川昌久、森川眞規雄の各氏
共通セッションの会場
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日本華僑華人学会第2回大会の最終案内(プログラム付き)


「華僑華人研究」創刊号の刊行

本学会の機関誌「華僑華人研究」の創刊号が刊行されました。
表紙および目次 →参照

会員にはすでに送付済みですが、非会員の方には4000円(会員価格3000円)で配布しますので、購入希望者は学会事務局まで申し込んでください。

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第3回例会の報告

      日時: 2004年8月6日(金)15:00〜17:00

      場所: 日本財団ビル4F大会議室

      内容: 陳東華氏(泰益興産株式会社)の講演と懇談会

           テーマ:『近代長崎華僑の誕生』

      懇親会: 18:00〜20:00 中国料理店「頤和園(溜池山王店)」 会費4000円

 まず、司会役の伊藤泉美さん(横浜開港記念館)から、講演者の陳東華氏が,長崎華僑の著名な貿易商社「泰益号」の創業者の4代目にあたられ,華僑社会の歴史的な研究に取り組んで来られたことなどの紹介があった。
 陳氏の講演内容は,幕末から今日にいたるまでの長崎華僑社会の変遷に及んだが,特に,ご自分で執筆された別刷「長崎居留地の中国人社会」(『幕末・明治期における長崎居留地外国人名簿III』〔長崎県立長崎図書館〕2004年所収)や,自ら作成された配布プリント「近代長崎華僑史年表」に基づいて、安政の開港前後以降の唐人屋敷,大浦居留地,新地などにおける当時の華僑社会について語られた。
 とりわけ,長崎の華僑社会の中での福建人,三江人,広東人などの地位や相互関係などについても言及された。 
 その後、フリーディスカッションとなり、話題は福清人の行商,「華僑」・「華人」の呼称問題などにも及び,その後の議論は,場所を懇親会場に移した。

(参加者: 例会 22名、懇親会 16名)    【山下清海 記】

 

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例会の様子 左は陳東華氏、右は伊藤泉美さん(司会) 講演中の陳東華氏 懇親会の様子

写真は、クリックすれば拡大して見ることができます。
 

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第2回例会の報告

 日時: 2004年2月14日(土)15:00〜17:50

 場所: 日本財団ビル4F大会議室

 内容:神戸華僑歴史博物館・王柏林館長と横浜華僑総会・曽徳深会長の講演と懇談会
    テーマ:『神戸・横浜における華僑・華人の動向』

 懇親会: 18:00〜19:30 中国料理店「黄鶴楼」(日本財団近く) 会費4000円

 まず、進行役の游仲勲会長から、講演者お二人の紹介があった。
 最初の講演者、神戸華僑歴史博物館の館長である王柏林氏からは、ご自分で執筆された「『王敬祥関係文書』について」(孫文研究、28、2000年7月)に基づいて、神戸の華僑社会の歴史を中心にお話いただいた。
 つづいて、横浜華僑総会の会長である曽徳深氏からは、ご自分で作成された「報告メモ」およびその他多くの配布資料に基づいて、華文教育問題を中心に講演していただいた。
 その後、フリーディスカッションとなり、神戸と横浜の華僑・華人社会の差異(新華僑が多い横浜、少ない神戸など)、中華街の今後のあり方、地下鉄みなとみらい21線開通で賑わう横浜中華街の今、など話題は多岐に及び、予定の時間を大幅に延長して終了した。 
 例会終了後、場所を中国料理店「黄鶴楼」に移し、お二人の講演者を囲んで、懇親の宴を開催した。

(参加者: 例会 35名、懇親会 18名)    【山下清海 記】

 

例会の様子 左から王柏林氏、曽徳深氏、游仲勲会長 王柏林氏 曽徳深氏

写真は、クリックすれば拡大して見ることができます。
 

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日本華僑華人学会第1回大会の開催

 2003年11月22日(土)、学会発足後、初めての第1回大会が、日本財団ビルを会場に開催されました。
 参加者は予想を上回る77名に達し、成功裡に終了しました。
 12の研究報告が行われ、限られた時間一杯、活発な質疑応答が行われました。

 研究報告に引き続き開かれた総会(議長に原 不二夫氏を選出)では、決算報告、監査報告、予算案が承認されました。
 また、今後、充実した学会誌(→投稿規程)を継続して発行していくために、2004年度以降の年会費を、次のように変更することが決まりました。

  現行会費 改定後会費
一般会員 4,000円 8,000円
学生会員 2,000円 3,000円
賛助会員 10,000円 10,000円

 また、来年度の第2回大会は、曽 士才氏のお世話で、2004年11月に法政大学で実施されることになり、曽氏から挨拶がありました。

 総会の後、同会場において、38名が参加して、懇親会が開かれました。游 仲勲会長の挨拶、中川 學氏の乾杯の音頭で始まり、和やかな雰囲気の中で、終了の予定時刻を過ぎても懇談が続きました。

 段躍中氏が、大会の模様を中国新聞社に報道してくれました(下記参照)。
http://www.cnsphoto.com/NewsPhoto/ShowNewsDetail.asp?ID=107659&Flag=WN

                                                 【山下清海 記】
 

 下の写真(4枚は段躍中氏撮影)は、クリックすれば拡大して見ることができます。

研究報告
(山下清海撮影)
研究報告 研究報告 総会での游会長の挨拶
左は議長の原氏
懇親会参加者の記念撮影
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日本華僑華人学会第1回大会の開催予告

1. 日時・会場

日時:2003年11月22日(土)10:00〜
                  研究報告 10:00〜16:30  総会 17:00〜17:45  懇親会 18:00〜19:30 

会場:日本財団ビル2F 第1〜4会議室
住所:東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル →地図
   営団地下鉄銀座線 溜池山王駅 出口9下車
   営団地下鉄千代田線・丸の内線 国会議事堂前駅 出口3下車

2.プログラム

【研究報告】

⑴ 第1セッション(座長:曽士才)

1.阿部康久(名古屋大学環境学研究科)
 「近代日本の植民地における中国人労働者政策の地域的差異と背景」
 10:00―10:20   発表
 10:20―10:25   質疑応答

2.廖赤陽(武蔵野美術大学造形学部)・王維(香川大学経済学部)
 「ローカル・イニシアティブにおける伝統の創造--長崎ランタン・フェスティバル(春節祭)とニュー・エスニシティ」
 10:25―10:45   発表
 10:45―10:50   質疑応答

3.江衛(東洋大学大学院)
 「埼玉県川口市芝園団地における新華僑の集住化」
 10:50―11:10   発表
 11:10―11:15   質疑応答

⑵ 第2セッション(座長:黒木國泰)

4.廖赤陽(武蔵野美術大学造形学部)・王維(香川大学経済学部)
 「「"日華文学"と"在日中国人社会"--漂流する孤島」
 11:15―11:35   発表
 11:35―11:40   質疑応答

5.中村哲夫(神戸学院大学人文学部)
 「泰益号文書研究の回顧と展望」
 11:40―12:10   発表
 12:10―12:15   質疑応答

6.段躍中(日本僑報社)
 「中文メディアサミットから見た華僑華人--第二回世界中文メディアフォーラムに参加して」
 12:15―12:35   発表
 12:35―12:40   質疑応答

昼食 12:40―13:40   

⑶ 第3セッション(座長:山下清海)

7.林史樹(神田外語大学外国語学部)
 「華僑社会のなかのマイノリティ--韓国華僑にみる「華僑」の混淆性」
 13:40―14:00   発表
 14:00―14:05   質疑応答

8.王恩美(一橋大学大学院)
 「戦後韓国における華僑学校教育」
 14:05―14:25   発表
 14:25―14:30   質疑応答

9.野澤知弘(横浜桜陽高校)
 「カンボジアの華人社会--華人社団の現況考察と今後の展望」
 14:30―14:50   発表
 14:50―14:55   質疑応答

ブレイク 14:55―15:10   

⑷ 第4セッション(座長:山岸 猛)

10.古田茂美(香港貿易発展局)
 「華人企業の中国事業とチャイニーズ・スタンダード--香港華人企業への聞き取り調査、インタビュー調査を中心として」
 15:10―15:30   発表
 15:35―15:40   質疑応答

11.安東みさを(ノートルダム清心女子大学)
 「経済ゲイトウェイにみる華人ネットワークの特質」
 15:40―16:00   発表
 16:00―16:05   質疑応答

12.凌星光(日中関係研究所)
 「新華僑華人政策推進の背景と内容」
 16:05―16:25   発表
 16:25―16:30   質疑応答

【総会】 17:00―17:45
 @議長選出
 A会長挨拶
 B議事進行
 C次年度当番校主催者挨拶

【懇親会】 18:00―19:30
 @会長挨拶
 A乾杯の音頭(中川學)
 B参加者のスピーチ
 C結びの挨拶


第1回例会の報告

日時: 2003年8月29日(金)15:00〜17:30

場所: 日本財団ビル4F大会議室

内容:  陳焜旺名誉会長と殷秋雄新会長の講演と懇談会

テーマ: 『留日華僑聯合総会から日本華僑華人聯合総会へ』

懇親会: 18:00〜19:30 中国料理店「黄鶴楼」(日本財団近く) 会費4000円 

 まず,陳焜旺名誉会長から,戦後在日華僑の政治的運動を中心に,実体験にもとづく話がなされた。続いて,殷秋雄新会長から,留日華僑聯合総会から日本華僑華人聯合総会への改称の背景,役割の変化などについて説明があった。その後,出席者を交えて活発な質疑応答があり,第1回例会としては,成功裡に終わった。
               (参加者: 例会 28名、懇親会 22名)  【山下清海 記】

 

例会の様子 左から陳焜旺氏、殷秋雄氏、段躍中氏

 

写真は、クリックすれば拡大して見ることができます。