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会誌『華僑華人研究』第13号(2022年)・第14号(2017年)のオンライン公開

学会誌『華僑華人研究』の第13号(2016年)と第14号(2017年)J-stageにおいて公開されておりますのでお知らせいたします。
以下のJ-STAGEの『華僑華人研究』のページの「巻号一覧」でご確認ください。
なお、J-STAGEの仕様の関係から、本学会の「号」は掲載ページでは「巻」になっています。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jssco/-char/ja

『華僑華人研究』は引き続き、毎年秋に紙媒体で刊行いたします。紙媒体の内容は、刊行翌々年の1月にオンラインでも公開します。現在は2016年に刊行された第13号まで公開されております。今後は第13号以前のバックナンバーを、新しい号から古い号の順に順次公開していきますが、バックナンバー全号の掲載を完了するまでには2年程度の期間を見込んでいます。

紙媒体の『華僑華人研究』の購入をご希望の方は、総務委員会 jssco.soumu[a]gmail.com までご連絡ください。
総務委員会お問い合わせ窓口

2024年度日本華僑華人学会研究大会 第3回サーキュラー

開催概要

(1) 開催日時・会場
開催日時:2024年10月26日(土)、10月27日(日)
対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。
会場:東北大学 川内南キャンパス 中講義棟2階 文学部第2講義室
(〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1)
アクセス:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/kawauchi/
最寄駅:1. 仙台市地下鉄東西線・川内駅より川内北キャンパス直結 2. 同地下鉄同線、国際センター駅西1口より徒歩約5分
(どちらも地下鉄下車後、同程度の徒歩所要時間です。2の方が高低差は少ないです)
宿泊については、仙台駅周辺をご検討ください。会場までは20分程度です。

(2) プログラム
10月26日(土)
12:30~13:30 理事会
12:45 受付開始
13:25 開会
13:30~16:00 自由論題 (個人発表、パネルなど)
13:30~ 楊芳溟(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社)
トランスナショナルな娘たちの物語― 老親の利益と子どもの利益の対立の狭間で
14:10~ 潘翔宇(慶應義塾大学 政策・メディア研究科修士課程)
在日中国人2世の「68年― アジア、日本における華僑青年闘争委員会とそのアイデンティティ
14:50~ 丁瑞琛(一橋大学 社会学研究科)
日本の大学を選ぶ中国人高校生たち— 高校卒業の中国人留学生の移住プロセスとネットワーク
15:30~ 中谷潤子(大阪産業大学)
中国系移民第二世代の日本社会への選択的統合と異同
16:25~17:25 総会
18:30~懇親会

10月27日(日)
10:30~11:30 ライティングアップセミナー形式の個人発表
10:30~ 王天驕(名古屋大学人文学研究科 博士後期課程)
在日華僑学校卒業生の自己認識と世界認識― 神戸中華同文学校『校友会報』(1949-1971年)を中心に
11:30~13:00 昼休み
13:00~15:30 開催校企画「越境する食から切り開く中国的モビリティーの様態」

〈趣旨〉
本パネルでは、絶えず越境を繰り返す中国の食を手がかりに、中国移民社会の特質の一端を明らかにすることを試みる。中国の食はいかなるプロセスを経て越境し、提供・消費される中でいかに変化し、あるいは持続していくのかについて着目することで、移動する人びとの関係性とネットワークの動態と様態に迫りたい。
中国の食は特定の型に嵌ることなく、高度な創造性を有し、さらに多様なジャンルに分類され、地域的な特色も顕著である。有史以来の人々の移動と共に、世界各地に広がった中国の食は、当地の食体系を構成し、国民料理になったものも少なくない。国内でも同様に、移動する人々によって地域料理は越境を繰り返してきた。人の移動と食の越境は連関的な現象であり、その根底には人々の社会論理が働いている。本パネルでは、こうした越境を繰り返す食から中国の人々の移動に見る関係性とネットワークを動的に捉え、高い構築性をもつ中国/華人社会の仕組みの特質を考察する。

司会:川口幸大(東北大学)
趣旨説明:ボウサラ(東北大学)
報告者:
ボウサラ(東北大学)「どこでも「中国胃」として生きられる ― 英国のオーセンティックな中華料理を事例として」
山本睦(山形大学)「ペルーにおける中華料理の位置づけと増殖するチーファ」
楊会林(東北大学大学院)「故郷の味がつなぐ移住者たちのネットワーク― 海口市における四川省出身の出稼ぎ労働者を事例に」
李欣晨(桂林理工大学)「中国における政策移民3世代の食習慣の変容(仮)」
コメンテーター:櫻田涼子(育英短期大学)

15:30閉会あいさつ

※発表の応募状況に応じて、上記プログラムの時間枠は多少変更することもあります。現時点ではあくまでも目安としてご理解ください。

(3) 参加について
*参加費
研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

*参加申込
2024年10月7日(月)〆切
申込フォームURL

*問合せ先
日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会(委員長 川口幸大)
メールアドレス: jssco2024taikai@gmail.com
メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会
川口幸大(委員長)、稲澤努、ボウサラ

(文責:川口幸大 大会実行委員長)

会誌『華僑華人研究』第19号(2022年)のオンライン公開

2022年に刊行された会誌『華僑華人研究』第19号がJ-stageにおいて公開されておりますのでお知らせいたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jssco/19/0/_contents/-char/ja

『華僑華人研究』は引き続き、毎年秋に紙媒体で刊行いたします。紙媒体の内容は、刊行翌々年の1月にオンラインでも公開します。現在は2018年に刊行された15号まで公開されております。今後は15号以前のバックナンバーを、新しい号から古い号の順に順次公開していきますが、バックナンバー全号の掲載を完了するまでには3年程度の期間を見込んでいます。

紙媒体の『華僑華人研究』の購入をご希望の方は、総務委員会 jssco.soumu[a]gmail.com までご連絡ください。

皆様のご利用をお待ちしております。

2024年度日本華僑華人学会研究大会 第2回サーキュラー

開催概要

(1) 開催日時・会場

開催日時:2024年10月26日(土)、10月27日(日)

対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。

会場:東北大学 川内南キャンパス 中講義棟2階 文学部第2講義室(〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1)

アクセス:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/kawauchi/

最寄駅:1. 仙台市地下鉄東西線・川内駅より川内北キャンパス直結

    2. 同地下鉄同線、国際センター駅西1口より徒歩約5分

(どちらも地下鉄下車後、同程度の徒歩所要時間です。1の方が高低差は少ないです)

宿泊については、仙台駅周辺をご検討ください。会場までは20分程度です。

 

(2) プログラム 

10月26日(土)

12:30~13:30 理事会

13:30~16:00 自由論題 (個人発表、パネルなど)

13:30~ 楊芳溟(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社)

 トランスナショナルな娘たちの物語― 老親の利益と子どもの利益の対立の狭間で

14:10~ 潘翔宇(慶應義塾大学政策・メディア研究科 修士課程)

 在日中国人2世の「68年」― アジア、日本における華僑青年闘争委員会とそのアイデンティティ

14:50~ 丁瑞琛(一橋大学社会学研究科)

 日本の大学を選ぶ中国人高校生たち—— 高校卒業の中国人留学生の移住プロセスとネットワーク

15:30~ 中谷潤子(大阪産業大学)

 中国系移民第二世代の日本社会への選択的統合と異同

16:25~17:25 総会

18:30~懇親会

10月27日(日)

9:30~11:30 ライティングアップセミナー形式の個人発表

9:30~ 王天驕(名古屋大学人文学研究科 博士後期課程)

 在日華僑学校卒業生の自己認識と世界認識― 神戸中華同文学校『校友会報』(1949-1971年)を中心に

10:30~ リー・クリス・ソウタイ(大阪大学大学院言語文化研究科)

 2010年代以降の香港におけるメディア表現の政治性―「獣」表現に関する言語人類学的分析を通して

11:30~13:00 昼休み

13:00~15:30 開催校企画「越境する食から切り開く中国的モビリティーの様態」

〈趣旨〉

本パネルでは、絶えず越境を繰り返す中国の食を手がかりに、中国移民社会の特質の一端を明らかにすることを試みる。中国の食はいかなるプロセスを経て越境し、提供・消費される中でいかに変化し、あるいは持続していくのかについて着目することで、移動する人びとの関係性とネットワークの動態と様態に迫りたい。中国の食は特定の型に嵌ることなく、高度な創造性を有し、さらに多様なジャンルに分類され、地域的な特色も顕著である。有史以来の人々の移動と共に、世界各地に広がった中国の食は、当地の食体系を構成し、国民料理になったものも少なくない。国内でも同様に、移動する人々によって地域料理は越境を繰り返してきた。人の移動と食の越境は連関的な現象であり、その根底には人々の社会論理が働いている。本パネルでは、こうした越境を繰り返す食から中国の人々の移動に見る関係性とネットワークを動的に捉え、高い構築性をもつ中国/華人社会の仕組みの特質を考察する。

司会:川口幸大(東北大学)

趣旨説明:ボウサラ(東北大学)

報告者:

ボウサラ(東北大学)

 「どこでも「中国胃」として生きられる― 英国のオーセンティックな中華料理を事例として」

山本睦(山形大学)

 「ペルーにおける中華料理の位置づけと増殖するチーファ」

楊会林(東北大学大学院)

 「故郷の味がつなぐ移住者たちのネットワーク― 海口市における四川省出身の出稼ぎ労働者を事例に」

李欣晨(桂林理工大学)

 「中国における政策移民3世代の食習慣の変容(仮)」

コメンテーター:櫻田涼子(育英短期大学)

15:30閉会あいさつ

※発表の応募状況に応じて、上記プログラムの時間枠は多少変更することもあります。現時点ではあくまで も目安としてご理解ください。

 

(3) 参加について

*参加費

研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

*参加申込

2024年10月7日(月)〆切

申込フォーム

https://forms.gle/YsQ4uq5R75Nk9xnk6

*問合せ先

日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会(委員長 川口幸大)

メールアドレス: jssco2024taikai@gmail.com

メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

 

(4)今後のスケジュール

9月6日(金)ライティングアップセミナー報告者の草稿〆切

9月末 第3回サーキュラー発行

10月7日(月)参加申込〆切

日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会

川口幸大(委員長)、稲澤努、ボウサラ

 

(文責:川口幸大 大会実行委員長)

入管法改定についての緊急声明

入管法改定についての緊急声明

 日本華僑華人学会理事会は、5月21日に衆議院本会議において、また6月14日に参議院本会議において可決された「出入国管理及び難民認定法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律」の中の永住者に関する改定(以下、入管法改定)について、深い憂慮を表明し、再考を強く求めます。

 日本華僑華人学会は、中国大陸にルーツがあり、世界各地に移動ないし定着した人々(以下、華僑華人)の歴史、社会、文化などを研究する学会で、会員には日本の定住資格を有する華僑華人も少なからず含まれております。

 日本の永住者は、 原則10年以上日本に在留し、懲役刑などを受けたことがなく、納税などの公的義務を履行するなど、他国に比べても厳しい条件をクリアしてその資格を得ており、これまで日本社会の発展に寄与してきました。本学会の永住者会員もまた、学術研究を通して日本の華僑華人研究のみならず、世界の移民研究、多文化共生社会についての研究に多大な貢献をしてきました。

 今回の改定には、日本に移住し、場合によっては世代を超えて日本社会に定住している永住者が、日常生活においてはありうるほんの一時的な在留カードの不携帯や、病気その他の理由による納税の遅延などの事由により永住許可を取り消される可能性が排除できない条文が含まれております。

 このような永住資格の取消についての入管の裁量を拡大する法律の導入は、日本に定住してきた華僑華人やその他の永住者にとっては、その生活の基盤が容易に、また突然に損なわれる危険性があるため、大きな不安要素となっています。本法は、多文化共生社会の実現を損なうばかりではなく、今後日本が外国の有為な人材から敬遠される国になる危険性を有しています。

 以上のことから、永住者に関わる入管法改定に当たっては、拙速な結論を求めるのではなく、多様な人々の生活基盤が守られる社会の実現に向けた法の在り方について熟議を重ね、見直していただくよう強く希望します。

 日本華僑華人学会理事会
2024年6月19日

2024年度日本華僑華人学会研究大会 第1回サーキュラー

開催概要

(1) 会場

開催日時:2024年10月26日(土)、10月27日(日)

対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。

会場:東北大学 川内南キャンパス 中講義棟 2階 文学部第2講義室(〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1)

アクセス:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/kawauchi/

最寄駅:仙台市地下鉄東西線・川内駅より川内北キャンパス直結、仙台市地下鉄東西線・国際センター駅西1口より徒歩約5分

宿泊については、仙台駅周辺をご検討ください。会場は、仙台市地下鉄東西線・仙台駅より10分程度です。

(2)プログラム

10月26日(土)

12:30~13:30 理事会

13:30~16:00 自由論題 (個人発表、パネルなど)

16:15~17:15  総会

18:00~     懇親会

10月27日(日)

9:30~11:30  ライティングアップセミナー形式の個人発表

11:30~13:00 昼休み

13:00~15:00 開催校企画「食を通して見たシステムとしての移動・移住(仮)」

(15:00~17:00 予備)

15:00(17:00) 閉会あいさつ

*発表の応募状況に応じて、上記プログラムの時間枠は多少変更することもあります。現時点ではあくまでも目安としてご理解ください。プログラムの確定版につきましては、第2回サーキュラー(9月発行予定)にてご案内いたします。

(3)参加費

研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

(4)自由論題発表者の募集

大会実行委員会では、本年度大会において27日午後の自由論題の時間枠にて、個人発表、パネル発表の発表者を募集いたします。

*発表資格

いずれの発表も、応募期日(7月15日)までに会費を完納している学会員の方に限ります。

パネルの場合は登壇者全員が当学会会員の方によるものとします。

*発表形式

個人発表:1件の題目の研究発表です。共同研究による1件も含みます。30 分(発表20分、質疑応答10分)を目安とします。ただし、学生会員の研究発表については、発表時間はそのままに、質疑応答時間を一般会員よりも多めに確保することもあります。

ライティングアップセミナー形式の個人発表:博士・修士論文準備中の会員のプロダクティビティ向上を目的に、博士・修士論文準備中の会員1名の論文草稿の発表に対して、シニア会員が大学の所属を超えて草稿のブラッシュアップに支援を行うものです。発表時間20分〜25分、コメント2名(各10分目安)、総計45〜50分を目安とします。こちらの形式に限っては応募条件に以下も加えます。修士課程在籍以上で、修士論文、博士論文を準備中、執筆中の方とします。なお、修士論文準備中の方に限り、必ず事前に指導教員の許可を得ておくようにしてください。

パネル発表:テーマを設定して複数名(コメンテータ含む)による報告からなる研究発表です。2時間以内で終了するように組んでください。

*応募申込

応募期日:2024年7 月15日(月)

*申込先

以下の「2024年度日本華僑華人学会大会発表申込フォーム」からお申込みください。

https://forms.gle/izKAB5aTiq2DtZjv5

 

*問合せ先

日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会(委員長 川口幸大)

メールアドレス: jssco2024taikai@gmail.com

メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

(5)今後のスケジュール

7月15日(月) 自由論題応募〆切

7月31日(水)ごろ発表採否の通知と採用者への発表要旨の執筆要領の通知

8月末          発表要旨〆切

9月中旬         第2回サーキュラー発行

9月6日(金)  ライティングアップセミナー報告者の草稿〆切

9月末     第3回サーキュラー発行

10月7日(月) 参加申込〆切(第2回サーキュラーにて申込フォーム公開)

 

(文責:川口幸大 大会実行委員長)

第10期会長退任挨拶

■第10期会長退任挨拶

伊藤泉美

  2022年1月1日から2023年12月31日までの第10期会長を大過なくつとめられましたこと、まずは、理事の皆様はじめ、会員各位に深く感謝申し上げます。

 前第9期からの継続課題を含め、第10期では特に学会の規則やシステムの改善とリニューアルにつとめました。ちょうど2003年の本学会設立から20年が経ち、規則などが現状にあっていないなどの問題が認識されてきたからです。

 総務委員会を中心に、学会会則では会員区分と役員に関わる項目などを整理修正しました。選挙については、投票率の低さが長年の課題となっており、インターネット投票の導入が検討されてきました。選挙管理委員会の尽力で、システム上の諸課題をクリアし、2023年の役員・理事選挙からインターネット投票のシステムが導入されました。その結果、投票率がほぼ倍増しました。改定された学会規則と理事・監事選挙規定の内容は、学会誌最新号第20号に掲載されています。

 学会の活動を内外に知らせる重要な役割を果たすのが、学会のホームページです。広報委員会によって前期から着手されていたHPが刷新され、デザイン・内容ともに充実したものとなりました。また、コロナ禍の日々を反映し、研究企画委員会によるオンライン講座も始まりました。研究大会については、2022年度は横浜の神奈川大学みなとみらいキャンパスで、2023年度は神戸の中華会館で実施され、華僑華人社会を抱えるそれぞれの地域性が発揮された充実した大会でした。さらにここ数年の懸案であった、日本学術会議協力学術研究団体にも認定されました。

 学会活動をより充実していくには、会員それぞれが当事者意識をもって学会に関心を寄せることが大切だと考えます。そのためには、多くの会員が理事を経験することが必要だと考えており、そのしくみづくりが今後の課題ととらえています。第11期も副会長として、三尾裕子会長のもと、尽力してまいります。

第11期会長就任挨拶

■第11期会長就任挨拶

 三尾裕子

 本学会は、先輩の諸先生方の多大なるご尽力により設立されてから20年が経過し、着実に成長を遂げてきました。直近の伊藤泉美第10期会長のもとでの理事会では、コロナウイルスのまん延が容易には収束しないという困難な中、これまでにも増して精力的に活動を展開していただき、様々な長年の懸案事項を解決していただきました。たとえば、学会誌のJ-Stageでの公開が始まったことは学会にとって非常に大きな成果といえましょう。これにより、個々の会員の研究成果が学会内だけではなく、学会の外にも広く知られていくことになり、今後、学会員の活躍の場が広がっていくことは間違いありません。また本学会のプレゼンスの向上という意味においても多大な効果が期待されます。このほか、本学会のホームページも一新され、会員の研究がホームページ上でもわかりやすい言葉と画像で紹介されるようになりました。理事選挙、学会費納入等における利便性が向上したこと、そして、本学会が日本学術会議の協力学術研究団体に指定されたことなども特筆すべき成果であると思います。

 このような中で第11期理事会の会長職をおおせつかることになり、さらに学会を発展させていく責任の重さを実感しています。ようやく新型コロナウイルスの流行による諸規制が緩和されたため、個々の会員の国内外での研究や現地調査などの活動も再開され、今後新たな研究成果も蓄積されていくことと思います。これからは、コロナ期間中に獲得した新しい技術による学会運営や成果発表方法のノウハウなどを利用しながら、従前の対面による学会活動の機会を増やし、より活性化された華僑華人研究を展開できる環境を整えていくことに努力したいと考えています。とはいえ、そのためには、私一人の力では何もできません。どうぞ学会員の皆様には、ご協力ご指導をいただきますよう、お願いいたします。

研究企画委員会からのお知らせ

■研究企画委員会からのお知らせ■

 2024年度のオンライン研究会

 研究企画委員会では、2024年度もひきつづきオンライン研究会を開催いたします。開催は、月に一度、金曜日ないし木曜日に午後7時から9時の時間帯で行います(発表者の都合などにより前後することもあります)。週や曜日を固定できればよいのですが、発表者や参加者によって参加できる曜日や週が異なりますので、当面は固定せずに実施します。

 会員の皆様におかれましては、ぜひオンライン研究会での発表や企画の提案をお願いいたします。また本学会会員のなかでこの人からお話を聞いてみたいというご意見がございましたらお知らせください。

 なおオンライン研究会では、下記の投稿規程に基づいて発表内容をディスカッションペーパーとして投稿し、公開することが可能です。

日本華僑華人学会ディスカッションペーパー投稿規則

  1. 投稿者は原則として日本華僑華人学会の会員に限る。
  2. 原稿は未発表のものに限る。口頭発表はこの限りではない。
  3. ディスカッションペーパーの投稿は、以下の規則に従うこととする。
  • 位置付け:会員の新たな研究計画や成果を迅速に公開すること、及び若手研究者の挑戦的研究計画を支援することを主旨とする。日本華僑華人学会の会員による活発な議論、新たな研究分野の創出、または共同研究の可能性を模索するため、原稿は随時受け付ける。
  • 投稿の条件:
    • 原則として、華僑華人学会が主催する研究会等での口頭発表にもとづくオリジナルの研究成果を受け付ける。
    • 提出されたディスカッションペーパーは、学会誌『華僑華人研究』や、他の学会誌に再投稿することができる。
    • ディスカッションペーパーに対しては、研究企画委員会が1名の会員を選任し、研究の方向性や可能性、理論的枠組み、分析の完成度に関するコメントを依頼する。コメントについては、ディスカッションペーパーの公開時に、書面で投稿者に送付する。
  • ディスカッションペーパーの公開:
    • ディスカッションペーパーは原則として華僑華人学会のウェブサイトで公開する。コメンテーターからの要望がない限り、コメントは文末に付け加え、オンラインで公開する。
    • ディスカッションペーパーの抜き刷りについて、投稿者の要望に応じて作成することができる。印刷に生じる費用は投稿者の負担とする。
  1. ディスカッションペーパーの投稿は、研究企画委員会が受付け、関連する委員会と調整し公開する。

(文責:片岡樹 研究企画委員長

2024年度日本華僑華人学会研究奨励賞候補作の募集

2024年度日本華僑華人学会研究奨励賞候補作の募集■

 日本華僑華人学会は、日本における若手研究者による華僑華人研究のよりいっそうの促進を図るために、以下のように、日本華僑華人学会研究奨励賞を設けています。

  1. 日本華僑華人学会研究奨励賞候補作を毎年、論文部門、単行本部門の2部門で募集します。
  2. 対象作品は前年度(前年4月1日~本年3月31日)に刊行された著作で、自薦のあったものとする(ただし、前年度の学会誌掲載論文は応募がなくても審査対象となります)。
  3. 応募資格は刊行時に年齢40歳未満の会員または学生会員とします。
  4. 論文部門、単行本部門それぞれ原則として1点を選び、選考された著作の著者を年次大会で表彰し、表彰状と副賞(5万円)を授与します。また、作品名・授賞理由を本会会誌及び学会ホームページに掲載します。
  5. 日本華僑華人学会研究奨励賞は、理事会内に設ける日本華僑華人学会研究奨励賞選考委員会が、自薦に基づいて候補作品を選び、理事会において決定します。
  6. 一度受賞した会員は、再度同じ部門(論文で受賞した場合は論文部門、単行本で受賞した場合は単行本部門)では授賞の対象にはなりません。論文で受賞した著者が単行本で、あるいは単行本で受賞した著者が論文で応募することは可とします。ただし、単行本で受賞した後応募する論文が、単行本の内容の一部である場合は対象外とします。

つきましては、下記の通り、本会会員の皆様から2024年度の研究奨励賞候補作の推薦を受け付けます。

  1. 応募対象の作品

 2023年4月1日から2024年3月31日までに発行(奥付けによる)された本会会員の論文(雑誌論文、共著書の中の単著論文)または単行本とします。対象作品の言語は日本語、中国語、英語のいずれかとします。

 なお、ここでいう会員とは、2023年度の年会費を納入済みの会員で、刊行時に年齢40歳未満の会員または学生会員であることが条件です。

 本学会以外で既に受賞した論文、あるいは現在応募中の論文であっても、応募可能です。

  1. 応募の方法

自薦のみとします。

  1. 応募に必要な提出物

2024年度日本華僑華人学会研究奨励賞応募申請書
※書式は以下のリンクからダウンロードできます。

2024年度研究奨励賞応募申請書(論文部門用)

2024年度研究奨励賞応募申請書(単行本部門用)

  1. 提出物の送付先

日本華僑華人学会研究奨励賞選考委員長・張玉玲(zhang@nanzan-u.ac.jp)宛に応募申請書を送付してください。受領したら、折り返し受領した旨を返信します。1週間以上たっても返信がない場合はもう一度お問合せください。

  1. 提出物の提出締切

2024年4月27日(土)

  1. 選考結果の通知・授賞式

選考の結果、授賞対象者に決定した者には、9月下旬ごろに結果を通知します。授賞式は、今秋の研究大会にて執り行うので、ご出席いただきます。

(文責:張玉玲 研究奨励賞選考委員長)

日本学術会議協力学術研究団体の指定に関する報告

今期(第10期)理事会におきましては、前期(第9期)理事会より引き継ぐ形で、日本学術会議協力学術研究団体の指定に係る申請を行ない、このたび日本学術会議事務局より本学会が協力学術研究団体に指定されたとの通知を受けました。すでに日本学術会議のホームページにおきまして本学会の名称が明記されております(「日本カ」欄に掲載)。

■「日本華僑華人学会研究大会、研究会で研究発表を行う学生会員に対する旅費助成要綱」について■

日本華僑華人学会では、同学会の学生会員で、同学会の研究大会、研究会で研究発表を行う方から申請があった場合、国内旅費の一部を助成します。旅費の助成にあたっては、下記の条件に従い、厳正に行うものとします。

1.旅費助成の申請・受給資格(下記の条件をすべて満たしていること)

(1) 日本華僑華人学会の学生会員で、同学会の研究大会、研究会で研究発表を行うことを大会実行委員会や企画委員会によって認められた方。

(2) 当該学生会員の居住地が研究大会、研究会の開催地からおおむね150km以上離れており、かつ当該研究大会、研究会での発表のため、もしくはその前後に開催地まで赴くための旅費の助成を他機関から受けていない方。

(3) 申請年度を含めて学会会費を支払済の方。

(4) 上記項目を満たす場合でも、同一会計年度においては1回のみ受給できることとします。

2.申請および助成の時期

年間に2度の募集をいたします。
3月末日締め切り(前年10月1日から3月31日の間に開催された大会や研究会における報告が対象)
9月末日締め切り(当年度4月1日から9月30日の間に開催された大会や研究会における報告が対象)  年間を通じて9名程度に助成を予定しています。

3.助成の条件

居住地の最寄り駅から研究大会、研究会の開催予定地最寄り駅までの最短距離での交通費を大学等の旅費計算システムを用いて計算し、その70%を上限に支給します。

4.助成の申請

別添用紙を学会事務局までメールでお送りください。
日本華僑華人学会学生会員旅費助成申請書フォーム

  • 審査
  • 上記旅費助成の申請・受給資格を満たしている方を対象とし、企画委員会が審査を担当します。
  • 助成の優先順位は次の通りとします。
  • 受給経験のない方、前回受給から時間が空いている方。
  • 距離の遠い方。
  • 入会年次の早い方。

*問い合わせ先
日本華僑華人学会研究企画委員会
宮原曉 miyabara.gyo.hmt@osaka-u.ac.jp

(文責:宮原曉 研究企画委員長)

■2023年度日本華僑華人学会研究大会 第3回サーキュラー■

開催概要

(1) 開催日時・会場

開催日時:2023年10月28日(土)、10月29日(日)

*対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。

会場:中華会舘(神戸) 〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13番9号

アクセス:http://www.zhonghua-huiguan.com/

最寄駅:JR・阪神元町駅東口より徒歩8分、JR・阪急三ノ宮駅より徒歩10分

*宿泊については、神戸市内でホテルの予約が取れない場合は、大阪市内も検討ください。JR大阪駅・新大阪駅より30分程度です。

(2) プログラム
10月28日(土)
9:30~11:30 エクスカーション(会員限定申込制) 神戸中華同文学校見学
*10月16日(月)ごろ エクスカーション申込の方へ集合場所等をメールにてお知らせします。

12:00~13:30 理事会
13:00        受付開始
13:40        開会

13:45~15:45 実行委員会企画パネル「出入域管理から問い直す華僑・華人」
司会・趣旨説明:八尾祥平(東京大学)
報告者:     村井寛志(神奈川大学)、 鶴園裕基(香川大学)、 持田洋平(神奈川大学)
コメンテーター:土佐弘之(神戸大学)、篠崎香織(北九州市立大学)

15:55~16:40 私の博士論文 岡野[葉]翔太(大阪大学)
「台湾系華僑」とは誰か:「華僑」として生きること、見なされること、語られないこと

16:40~17:30 総会

10月29日(日)

9:30~12:00  自由論題 ①個人発表(会場1) ②ライティングアップセミナー(会場2)

  • 個人発表

9:30~ 楊苹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「伝統的なマレーシア華人」表象の再構築へ:民族博物館と歴史授業における華人表象から

10:10~ 謝格菲(神戸大学大学院人文学研究科)
華僑家庭の生活と苦悩 ――陳舜臣の小説における家族描写

10:50~ 靳超(山口大学大学院東アジア研究科)
20世紀後葉における華僑送金に関する歴史的研究

11:30~ 小林宏至(山口大学)
ガーナにおける華僑のマイクロビジネス――ある華僑のライフコースとオンラインネットワーク――

  • 若手ライティングアップセミナー(会場2)

10:10~ 川村潤子(名古屋大学大学院人文学研究科)
東海地域の中華料理店店主の移住の実態――安徽省ネットワークを中心に――

11:05~ 李念(東京大学大学院総合文化研究科)
東南アジア華人と中国大陸との結びつき様式から見る中国認識と「再華化」――インドネシアとマレーシアの事例――

12:00~13:00 昼休み

13:00~15:00 神戸企画シンポジウム「地域社会における華僑文化遺産の保存、継承、活用」
司会・趣旨説明:上田貴子(近畿大学)

報告者:    小川正樹(函館ラ・サール中学校・高等学校)、伊藤泉美(横浜ユーラシア文化館)、安井三吉(神戸華僑歴史博物館)、陳東華(長崎福建会館)

コメンテーター:曽士才(法政大学)、金明柱(同志社女子大学)

15:10~16:00 神戸企画パネル「佐々木陵子氏写真展トークショー」
写真家・佐々木陵子氏は、祖父母世代が神戸で暮らした、台湾系のクォーターにあたるものの必ずしもルーツに強いアイデンティティを持たない自身の家族史をたどる旅を自ら作品化しました。本パネルに連動して、佐々木氏の写真展を神戸華僑歴史博物館で行います。作品の背景をお聞きしながら、家族史の意味などを考えてまいります。

司会:     鶴園裕基(香川大学)
登壇者:    佐々木陵子(写真家)
コメンテーター:伊吹唯(熊本保健科学大学)

連動企画
佐々木陵子写真展「Roots in a new」
会場 神戸華僑歴史博物館(入館料 一般:300円・学生(中学生以上):200円)
会期 10月18日(水)~10月30日(月) 開館時間10:00~17:00
(水曜日から土曜日のみ開館。ただし、30日(月)のみ10:00~12:00に特別開館します) http://kochm.org/entrance.html

16:10~18:10 実行委員会企画パネル

「アジアの中の神戸と華僑華人―マッチ産業と商人ネットワークの多様性―」
司会・趣旨説明:工藤裕子(東洋文庫)
報告者:    水野敦洋(香川大学)、大石高志(神戸市外国語大学)、蒋海波(孫文記念館)、工藤裕子

コメンテーター:平井健介(甲南大学)、陳來幸(ノートルダム清心女子大学)

18:10 閉会

(3) 参加について

*参加費
研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

*29日午後につきましては、中華会舘・神戸華僑歴史博物館の後援および神戸華僑華人研究会の共催につき、一般公開、無料となります。29日午後のみの参加であれば参加費は不要ですが、その場合は大会要旨集をお渡しできません。

*参加申込

2023年10月9日(月)〆切
申込フォーム アクセスURLおよびQRコード

https://forms.gle/Sd4c9eiRuWwwB1dG7

*エクスカーション参加は日本華僑華人学会・神戸華僑華人研究会の会員に限ります。

(4) 参加について
*今年度は懇親会は予定しておりません。近隣のグループ利用が可能な店舗の一例をあげます。
ランチ、ディナーのご参考にしてくだされば幸いです。

群愛飯店本店 https://www.gunai.com/
良友酒家 http://www.ryoyu-shuke.com/
長江 https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28033348/
老房 https://www.shinsenkaku.com/laofang-kobe
香港茶楼 https://www.hk-charo.com/

*会場には、託児施設がございません。託児所をご希望の方は各自ご手配下さい。

*問合せ先

日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会(委員長 上田貴子)
メールアドレス: jssco2023taikai@gmail.com

メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会
上田貴子(委員長)、陳來幸、易星星、岡野翔太、八尾祥平、工藤裕子、鶴園裕基、水野敦洋、川村潤子

(文責:上田貴子 大会実行委員長)

 

『華僑華人研究』のJ-STAGEでの公開開始

会誌『華僑華人研究』のJ-STAGEでのオンライン公開が始まりました。今回は2021年に刊行した第18号の公開となります。ぜひとも研究・学習にご活用ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jssco/18/0/_contents/-char/ja

『華僑華人研究』は引き続き、毎年秋に紙媒体で刊行いたします。紙媒体の内容は、刊行翌々年の1月にオンラインでも公開します。今後は17号以前のバックナンバーを、新しい号から古い号の順に順次公開していきますが、バックナンバー全号の掲載を完了するまでには3年程度の期間を見込んでいます。

紙媒体の『華僑華人研究』の購入をご希望の方は、総務委員会 jssco.soumu[a]gmail.com までご連絡ください。

皆様のご利用をお待ちしております。

学会誌オンライン公開ワーキンググループ
篠崎香織・横田祥子 jssco.soumu[a]gmail.com ([a]を@に変更してください。)

■2023年度日本華僑華人学会研究大会 第2回サーキュラー■

開催概要

(1) 開催日時・会場
開催日時:2023年10月28日(土)、10月29日(日)
*対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。

会場:中華会舘(神戸) 〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13番9号
アクセス:http://www.zhonghua-huiguan.com/

最寄駅:JR・阪神元町駅東口より徒歩8分、JR・阪急三ノ宮駅より徒歩10分
*宿泊については、神戸市内でホテルの予約が取れない場合は、大阪市内も検討ください。JR大阪駅・新大阪駅より30分程度です。

(2) プログラム

10月28日(土)

9:30~11:30 エクスカーション(会員限定申込制) 神戸中華同文学校見学
12:00~13:00 理事会

12:30       受付開始
13:10        開会

13:15~15:15 実行委員会企画パネル「出入域管理から問い直す華僑・華人」
司会・趣旨説明:八尾祥平(東京大学)
報告者:     村井寛志(神奈川大学)、 鶴園裕基(香川大学)、 持田洋平(神奈川大学)
コメンテーター:土佐弘之(神戸大学)、篠崎香織(北九州市立大学)

15:25~16:00 私の博士論文 岡野翔太(大阪大学)
「台湾系華僑」とは誰か:「華僑」として生きること、見なされること、語られないこと

16:00~17:00 総会

*今年度は懇親会は予定しておりません。

10月29日(日)

9:30~12:00  自由論題①個人発表(会場1) ②ライティングアップセミナー(会場2)

①    個人発表

9:30~ 楊苹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「伝統的なマレーシア華人」表象の再構築へ:民族博物館と歴史授業における華人表象から

10:10~ 謝格菲(神戸大学大学院人文学研究科)
華僑家庭の生活と苦悩 ――陳舜臣の小説における家族描写

10:50~ 靳超(山口大学大学院東アジア研究科)
20世紀後葉における華僑送金に関する歴史的研究

11:30~ 小林宏至(山口大学)
ガーナにおける華僑のマイクロビジネス――ある華僑のライフコースとオンラインネットワーク――

②    ライティングアップセミナー(会場2)

10:10~ 川村潤子(名古屋大学大学院人文学研究科)
東海地域の中華料理店店主の移住の実態――安徽省ネットワークを中心に――

11:05~ 李念(東京大学大学院総合文化研究科)
東南アジア華人と中国大陸との結びつき様式から見る中国認識と「再華化」――インドネシアとマレーシアの事例――

12:00~13:00 昼休み

13:00~15:00 神戸企画シンポジウム「地域社会における華僑文化遺産の維持、保全、活用」
司会・趣旨説明:上田貴子(近畿大学)

報告者:    小川正樹(函館ラ・サール中学校・高等学校)、伊藤泉美(横浜ユーラシア文化館)、安井三吉(神戸華僑歴史博物館)、陳東華(長崎福建会館)

コメンテーター:曽士才(法政大学)、金明柱(同志社女子大学)

15:10~16:00 神戸企画パネル「佐々木陵子氏写真展トークショー」
写真家・佐々木陵子氏は、祖父母世代が神戸で暮らした、台湾系のクォーターにあたるものの必ずしもルーツに強いアイデンティティを持たない自身の家族史をたどる旅を自ら作品化しました。本パネルに連動して、佐々木氏の写真展を神戸華僑歴史博物館で行います。作品の背景をお聞きしながら、家族史の意味などを考えてまいります。

司会:     鶴園裕基(香川大学)
登壇者:    佐々木陵子(写真家)
コメンテーター:伊吹唯(熊本保健科学大学)

連動企画
佐々木陵子写真展「Roots in a new」
会場 神戸華僑歴史博物館(入館料 一般:300円・学生(中学生以上):200円)
会期 10月18日(水)~10月30日(月) 開館時間10:00~17:00

(水曜日から土曜日のみ開館。ただし、30日(月)のみ10:00~12:00に特別開館します)     http://kochm.org/entrance.html

16:10~18:10 実行委員会企画パネル
「アジアの中の神戸と華僑華人―マッチ産業と商人ネットワークの多様性―」

司会・趣旨説明:工藤裕子(東洋文庫)
報告者:    水野敦洋(香川大学)、大石高志(神戸市外国語大学)、蒋海波(孫文記念館)、工藤裕子コメンテーター:平井健介(甲南大学)

18:10 閉会

(3) 参加について

*参加費
研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

*参加申込
2023年10月9日(月)〆切

申込フォーム
https://forms.gle/Sd4c9eiRuWwwB1dG7

エクスカーション参加は日本華僑華人学会・神戸華僑華人研究会の会員に限ります。

*問合せ先
日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会(委員長 上田貴子)
メールアドレス: jssco2023taikai@gmail.com

メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

(4)今後のスケジュール

9月末        第3回サーキュラー発行

10月9日(月)参加申込〆切

*その他

会場には、託児施設がございません。託児所をご希望の方は各自ご手配下さい。

日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会

上田貴子(委員長)、陳來幸、易星星、岡野翔太、八尾祥平、工藤裕子、鶴園裕基、水野敦洋、川村潤子

(文責:上田貴子 大会実行委員長)

会員の刊行物(2022年度)

会員より報告のあった刊行物(2022年度分)を以下に紹介いたします。

■阿部康久
阿部康久・湯天悦「中国上海市における漢服の復興・活動状況と活動空間」『地理科学』77巻1号、2022年8月、23-43頁。
阿部康久・朱姝堯「中国・南京大都市圏の拡大にともなう都市間通勤行動の出現――馬鞍山市からの通勤者に対するインタビュー調査から」『都市地理学』17巻、2022年7月、32-41頁。
“How Customer Service Centers in Foreign Cities Serving Japan Changed Their Business?: A Case Study of the City of Dalian, China,” Atsushi Taira and Rolf D. Schlunze(ed.),”Management Geography: Asian Perspectives Focusing on Japan and Surrounding Regions,” International Perspectives in Geography, volume 19,Springer, September 2022,pp.157-179.
“Changes in the locational conditions of the Japanese machinery and instrument industry in China: A case study of Dalian Economic and Technological Development Zone” Atsushi Taira and Rolf D. Schlunze(ed.),”Management Geography: Asian Perspectives Focusing on Japan and Surrounding Regions,” International Perspectives in Geography, volume 19,Springer, September 2022,pp.43-67.

■石川朝子
「中華学校」異文化間協働学会編著『異文化間教育事典』明石書店、2022年6月、163頁。
「第3章 定時制単位制高校における外国人生徒の教育を支える論理――外国人特別入試枠をもつ市立札幌大通高校の事例から」佐々木一隆・田巻松雄編『外国人生徒の学びの場 多様な学び場に注目して』宇都宮大学国際学叢書第14巻、下野新聞社、2023年3月、42‐58頁。

■伊藤泉美
「李徳成家文書に見る戦時下の横浜華僑の暮らし」『横浜ユーラシア文化館紀要』(オンライン出版)11巻、横浜ユーラシア文化館、2023年3月31日、21-23頁。

■岡野翔太(葉翔太)
「以《我愛我的台灣》解讀戰後日本華僑的政治認同變化」張家綸編『關渡宮媽祖信仰與東亞交流國際學術研討會論文集』台北:中国文化大学史学系、財団法人台北市関渡宮、2022年11月、205-219頁。
「日華断交・日中国交正常化後の在日華僑組織と『二つの中国』問題」三好恵真子・林礼釗・吉成哲平編『この50年の歩みを共に考える――それぞれの出来事をいま振り返る意味』大阪大学中国文化フォーラム,2023年3月、47-77頁。
「中華民国派華僑組織の形成と台湾外省人(1950-60年代)――大陸を去った「日本帝国」と「中華民国」で生きた人びとに注目して」陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』風響社、2023年3月、183-212頁。
「從「華僑」到「台灣人」――一九六〇~七〇年代在日台灣人之歷史自我省察」林初梅・所澤潤・石井清輝編『日本時代的殘光餘影:走過兩個時代的台灣』台北:允晨文化、2023年3月、253-292頁。

■芹澤知広
「華人――国境をこえて活動する人々」岩井美佐紀編著『現代ベトナムを知るための63章・第3版』明石書店、2023年2月25日、201-205頁。
「エスニック・レストランへの社会学的アプローチ――香港のベトナム料理店を例として」慶應義塾大学文学部『極東証券寄附講座 慶應義塾大学文学部 2021・2022 東アジアの伝統と挑戦――東アジア研究へのいざない』慶応義塾大学、2023年3月、7-8頁。

■陳來幸
“The Role of Hakka Merchants in Asia Focusing on the Family Network between Kobe, Batavia, Hongkong and Mei-xian in Early Twentieth Century” Yumi Kitamura, Alan Hao Yan, and Julan Thung (eds.), When East Asia meets Southeast Asia: Presence and Connectedness in Transformation revisited, World Scientific, September 2021, pp.131-150.
「20世紀初頭バタヴィアにおける客家系華商の台頭――神戸・香港を繋ぐ梅県潘氏を中心に」籠谷直人・川村朋貴編『近代東南アジア社会経済の国際的契機』臨川書店、2023年3月、195-229頁。
「戦後冷戦初期日本の華僑学校の再建をめぐる抗争――国共による争奪戦か地域の競争か」陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』風響社、2023年3月、138-159頁。
「ある金門一族のファミリーネットワーク」陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』風響社、2023年3月、352-361頁。

■陳宣聿
『「水子供養」の日台比較研究――死者救済儀礼の創造と再構築』晃洋書房、2023年2月、320頁。

■津田浩司
『日本軍政下ジャワの華僑社会――『共栄報』にみる統制と動員』風響社、2023年2月、782頁。

■宮原暁
「東南アジアの中国系移民とその子孫に関する親族研究と冷戦――音素的な解釈を越えて」陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』風響社、2023年3月、310-337頁。
宮原曉・岡野翔太(葉翔太)「『商い』を仕舞うとき――フィリピン賠償貿易と神戸華僑」陳來幸編『冷戦アジアと華僑華人』風響社、2023年3月、338-351頁。
宮原曉・林貴哉・岡野翔太(葉翔太)「エスノグラファーは『書くことが躊躇われること』をどう記述し得るか――ある華僑の経歴に関するテクストをめぐって」『言語文化研究』、49巻、2023年3月、181-202頁。

■山下清海
「アジアのチャイナタウンを巡る 第5回 インドネシア,ジャカルタのチャイナタウン」『Think Asia』48号、2022年6月、12-15頁。
「アジアのチャイナタウンを巡る 第6回 アラブ首長国連邦,ドバイのチャイナタウン」Think Asia49号、2022年9月、12-15頁。
「アジアのチャイナタウンを巡る 第7回 タイ,バンコクのチャイナタウン」『Think Asia』50号、2022年12月、12-15頁。
「アジアのチャイナタウンを巡る 第8回 シンガポールのチャイナタウン」『Think Asia』51号、2023年3月、12-15頁。
「移民 華人社会はいかに世界に展開してきたのだろうか」横山智ほか編『フィールドから地球を学ぶ―地理授業のための60のエピソード』古今書院、2023年3月、28-29頁

『華僑華人研究』掲載論文等の著作権についてのお願い

*2023年4月24日に会員メーリングリストに配信した「[jssco:00192] 『華僑華人研究』掲載論文等の著作権についてのお願い」を再掲いたします。

 日本華僑華人学会(以下「本会」という)は2003年の設立以来、学会誌『華僑華人研究』(以下、「本誌」という)を刊行して参りました。本会では、近年の情報技術の発展・普及に鑑み、本誌の誌面を電子データ化し、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォーム科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)を通じてインターネット上で公開する手続きを進めることとなりました。

 そのためには、全ての論文等の著作権が本会に帰属していることが条件となります。公開にあたっては、著作権法により、掲載された論文等の著者からその著作権(複製権、公衆送信権を含む)の許諾又は譲渡を必要とします。

 本会では、2016年7月以降、本誌に収録された論文等の著作権を本会に譲渡していただくことをお願いしてきました。しかしそれ以前に掲載された論文等については、著作権の委譲が明確にされていない状態となっています。これらの事情からこの機会に、創刊号以来の著作についても著作権を本会に帰属して戴く事と致したく、本来であれば会員ならびに著者の皆様お一人ずつに「著作権の許諾手続き」を行うべきではございますが、当該告知を以って著作権の譲渡をお願い申し上げる次第です。

 会員・著者各位におかれましては、本件に関する情報を、退会された元会員の方々や、非会員の著者にも広く伝えてくださいますようご協力をお願いいたします。

 万一、この件に関しましてご了承戴けない場合、あるいはご不審の点がある場合は、2023年6月30日までに学会誌オンライン公開ワーキンググループに文書または電子メールでお申し出下さい。お申し出のない場合には、ご了承戴けたものとし、公開する時期が参リました段階で、論文等を掲載させて戴きたいと存じます。

 なお公開後の会員ならびに著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても柔軟に対応させて戴きます。

 会員および著者各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2023年4月24日

日本華僑華人学会 学会誌オンライン公開ワーキンググループ 篠崎香織・横田祥子

電子メール宛先:jssco.soumu[a]gmail.com

文書郵送宛先:〒802-8577 北九州市小倉南区北方4-2-1 北九州市立大学外国語学部 篠崎香織研究室気付

(文責:篠崎香織 総務委員長/学会誌オンライン公開ワーキンググループ)

2023年度日本華僑華人学会研究大会 第1回サーキュラー

追記(7/9):自由論題の応募〆切を、7 月 17 日まで延長いたしました。
応募の要領については変更ございません。以下にありますGoogle フォームからのお申込みください。

開催概要

(1) 開催日時・会場

開催日時:2023年10月28日(土)、10月29日(日)

*対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。

会場:中華会舘(神戸) 〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13番9号

アクセス:http://www.zhonghua-huiguan.com/

最寄駅:JR・阪神元町駅東口より徒歩8分、JR・阪急三ノ宮駅より徒歩10分

*宿泊については、神戸市内でホテルの予約が取れない場合は、大阪市内も検討ください。JR大阪駅・新大阪駅より30分程度です。

(2) プログラム

10月28日(土)

9:30~11:30  エクスカーション 神戸中華同文学校

12:00~13:00 理事会

13:15~15:15 実行委員会企画パネル「出入域管理から問い直す華僑・華人」

15:25~16:00 私の博士論文

16:00~17:00 総会

*今年度は懇親会は予定しておりません。

10月29日(日)

9:30~12:00  自由論題[個人発表・パネル・ライティングアップセミナー形式の選択制]

12:00~13:00 昼休み

13:00~15:00 神戸企画シンポジウム「地域社会における華僑文化遺産の維持、保全、活用」

15:10~16:00 神戸企画パネル「佐々木陵子氏写真展トークショー」

16:10~18:10 実行委員会企画パネル

「アジアの中の神戸と華僑華人―マッチ産業と商人ネットワークの多様性―」

18:10 閉会あいさつ

*発表の応募状況に応じて、上記プログラムの時間枠は多少変更することもあります。現時点ではあくまでも目安としてご理解ください。プログラムの確定版につきましては、第2回サーキュラー(8月末発行予定)にてご案内いたします。

(3) 参加費

研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

(4) 自由論題発表者の募集

大会実行委員会では、本年度大会において29日午前中の自由論題の時間枠にて、個人発表、ライティングアップセミナー形式の個人発表、パネル発表の発表者を募集いたします。

*発表資格

いずれの発表も、応募期日(6月30日)までに会費を完納している学会員の方に限ります。パネルの場合は登壇者全員が当学会会員の方によるものとします。

*発表形式

個人発表:1件の題目の研究発表です。共同研究による1件も含みます。30 分(発表20分、質疑応答10分)を目安とします。ただし、学生会員の研究発表については、発表時間はそのままに、質疑応答時間を一般会員よりも多めに確保することもあります。

ライティングアップセミナー形式の個人発表:若手会員のプロダクティビティ向上を目的に、若手会員1名の論文草稿の発表に対して、シニア会員が大学の所属を超えて草稿のブラッシュアップに支援を行うものです。発表時間20分~25分、コメント2名(各10分目安)、総計45~50分を目安とします。

こちらの形式に限っては応募条件に以下も加えます。修士課程在籍以上で、修士論文、博士論文を準備中、執筆中の方、年齢はおおむね40歳以下とします。

パネル発表:テーマを設定して複数名(コメンテータ含む)による報告からなる研究発表です。2時間以内で終了するように組んでください。

*応募申込

応募期日:2023年7月17日(月)延長しました

*申込先

以下の「2023年度日本華僑華人学会大会発表申込フォーム」からお申込みください。

https://forms.gle/Fk5W9rxYeHu1qBf97

*問合せ先

日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会(委員長 上田貴子)

メールアドレス: jssco2023taikai@gmail.com

メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

(5) 今後のスケジュール

7月17日(月)自由論題応募〆切

7月31日(月)ごろ発表採用者への通知(発表要旨の執筆要領も同封)

8月末        発表要旨〆切

8月末        第2回サーキュラー発行

9月8日(金) ライティングアップセミナー報告者の草稿〆切

9月末        第3回サーキュラー発行

10月9日(月)参加申込〆切(第2回サーキュラーにて申込フォーム公開)

*その他

会場には、託児施設がございません。託児所をご希望の方は各自ご手配下さい。

日本華僑華人学会2023年度大会実行委員会

上田貴子(委員長)、陳來幸、易星星、岡野翔太、八尾祥平、工藤裕子、鶴園裕基、水野敦洋

(文責:上田貴子 大会実行委員長)

 

ウェブサイトをリニューアルいたしました。

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研究企画の募集

研究企画委員会では、本学会が主催する研究会、講演会、特別企画の企画を随時募集しています。いずれの場合も本学会会員が企画の中心をなし、他の会員の関心にも沿ったものとします。参加の形態はオンライン、対面どちらでも可とします。非会員の報告、参加も可ですが、報告者の半数以上が会員であることなどの条件があります(詳細は下記の通りです)。科研をお持ちの方は科研費プロジェクトの成果発表の機会にご利用いただくのもいいと思います。有意義な企画のご提案をお待ちしております。

 

[研究会]

基本的には企画委員会が企画する。しかし、会員であれば企画委員に相談・提案ができる。報告者は、原則として会員に限定する。報告者に非会員を含める場合には、全報告者の半数以上が会員であることが必要である。企画を立てる場合には、大学院生に鍛錬の場となるような機会を与えることにも留意する。また、全国に広く分散して居住する会員のために、全国各地での開催ができるよう努める。

[講演会]

基本的には企画委員会が企画する。しかし、会員であれば企画委員に相談・提案できる。会員以外の一般聴衆をも対象にした講演をする。演者への謝金を学会から出すこともできる。

[特別企画]

基本的には企画委員会が企画する。しかし、会員であれば企画委員に相談・提案できる。2日間以上の期間にわたるような特別な催しや、見学会を含む特別な研究会が該当する。

研究企画委員会連絡先:alkaid[a]lang.osaka-u.ac.jp ([a]を@に換えてください)

(文責:宮原曉 研究企画委員長)